双子石(共通語)

概要

昔、位の高い家には、方言で言うウンチューという下男や女中を使っていた。裕福な家には数多いウンチューがいた。ウンチューの中でも一番古い人、二番目、三番目のような格があった。ある家に五人のウンチューがいて、その家の一番下の下男は利口で働き者で、皆が寝ている間に田んぼをつくりワタクサー(金)を貯めていた。ある日、ウンチューの一番上のものが毎晩いなくなるウンチューがどこに行くのか不審に思い、あとをつけていくと、隠した田んぼに行って仕事をしている。それが毎晩続くので、これは許しておけないと思い、一番下のウンチューが田んぼに水を引く準備をしている隙を見て刀で首を切り落としてしまう。そして帰りに馬を走らせていると雷雨に見舞われた。急ぎかえろうと名蔵川にさしかかるが、渡る橋もない、雨で水かさは増している。何とか渡ろうとしている時に雷が落ちてきて、その男は死んでしまった。男が死んだところは二つの石の間だった。この二組の石のことを双子石といい、この伝説から、「二双石の間を通るなよ。」と言われている。

再生時間:3:53

民話詳細DATA

レコード番号 47O340642
CD番号 47O34C045
決定題名 双子石(共通語)
話者がつけた題名
話者名 糸数長弘
話者名かな いとかずちょうこう
生年月日 19150725
性別
出身地 沖縄県石垣市字新川
記録日 19980908
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市字新川 T53 B02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 位の高い家,ウンチュー,下男,利口,働き者,皆が寝ている間,田んぼ,ワタクサー,貯めていた,毎晩,許しておけない,刀,首,雷雨,雷,死んだ,二つの石の間,双子石,伝説
梗概(こうがい) 昔、位の高い家には、方言で言うウンチューという下男や女中を使っていた。裕福な家には数多いウンチューがいた。ウンチューの中でも一番古い人、二番目、三番目のような格があった。ある家に五人のウンチューがいて、その家の一番下の下男は利口で働き者で、皆が寝ている間に田んぼをつくりワタクサー(金)を貯めていた。ある日、ウンチューの一番上のものが毎晩いなくなるウンチューがどこに行くのか不審に思い、あとをつけていくと、隠した田んぼに行って仕事をしている。それが毎晩続くので、これは許しておけないと思い、一番下のウンチューが田んぼに水を引く準備をしている隙を見て刀で首を切り落としてしまう。そして帰りに馬を走らせていると雷雨に見舞われた。急ぎかえろうと名蔵川にさしかかるが、渡る橋もない、雨で水かさは増している。何とか渡ろうとしている時に雷が落ちてきて、その男は死んでしまった。男が死んだところは二つの石の間だった。この二組の石のことを双子石といい、この伝説から、「二双石の間を通るなよ。」と言われている。
全体の記録時間数 6:06
物語の時間数 3:53
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP