アイナマ石(共通語)

概要

昔、ある女の人が石垣からお嫁さんになって平久保に行くことになったらしいです。この女の人は平久保に行くのをいやいやながら承知させられたので、平久保に行かされるのは大変嫌だったんでしょう。だから親が決めてもどうしても逃げないといけんと思ったんでしょうね。そこで何か理由をつけて逃げようと思って、久宇良部落の手前に来たときに、「小用をもようした。」と言うことで、山の中に入って行ったらしいんですよ。小用だから、追っかけて見に行くわけにいきませから、皆待っていたが、いくら待っても来なかった。それで花嫁さんを送って行く人は花嫁さんをぜひ平久保まで届けないといけませんから、探しに行ったら、花嫁さんはそこの草むらの中にで石になっておった。その人は結局は石になったというぐらいだから、そこで死んだということじゃないですか。石垣ではアイナマて言うたら花嫁さんのことなんですよ。だから、そこの石をアイナマ石というようになったと言われているんです。そのアイナマ石は、平久保(ひらく ぼ)に行く手前に久宇良部落というのがあって、その久宇良部落の少し手前の山手の上に登ったところにあります。

再生時間:3:37

民話詳細DATA

レコード番号 47O340630
CD番号 47O34C044
決定題名 アイナマ石(共通語)
話者がつけた題名
話者名 伊良皆高庸
話者名かな いらみなこうよう
生年月日 19190329
性別
出身地 沖縄県石垣市字新川
記録日 19980908
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市字新川 T52 A02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 女の人,石垣,お嫁さん,平久保,嫌だった,久宇良部落,小用,山の中,石,アイナマ
梗概(こうがい) 昔、ある女の人が石垣からお嫁さんになって平久保に行くことになったらしいです。この女の人は平久保に行くのをいやいやながら承知させられたので、平久保に行かされるのは大変嫌だったんでしょう。だから親が決めてもどうしても逃げないといけんと思ったんでしょうね。そこで何か理由をつけて逃げようと思って、久宇良部落の手前に来たときに、「小用をもようした。」と言うことで、山の中に入って行ったらしいんですよ。小用だから、追っかけて見に行くわけにいきませから、皆待っていたが、いくら待っても来なかった。それで花嫁さんを送って行く人は花嫁さんをぜひ平久保まで届けないといけませんから、探しに行ったら、花嫁さんはそこの草むらの中にで石になっておった。その人は結局は石になったというぐらいだから、そこで死んだということじゃないですか。石垣ではアイナマて言うたら花嫁さんのことなんですよ。だから、そこの石をアイナマ石というようになったと言われているんです。そのアイナマ石は、平久保(ひらく ぼ)に行く手前に久宇良部落というのがあって、その久宇良部落の少し手前の山手の上に登ったところにあります。
全体の記録時間数 4:37
物語の時間数 3:37
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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