首のない影(共通語)

概要

昔、男の人が月夜の晩に歩いていたら、他の人に影があるのに自分に影が見えないから、「どうして他の人に影があるのに自分に影がないのかね。」と物知りの年寄りに話したら、年寄りは、「じゃあね、中秋の八月十五日の満月の夜にお餅を作って小豆をつけて、お月さんに供えて、自分の健康のお願いをしたらいいよ」と言うから、男はその日を待って教わったように小豆をつけたお餅を作って月にお供えをして、健康のお願いをしたそうです。翌日の晩に外に出てみると他の人と同じように影が出ていたということです。この餅は人の骨や肉であり、小豆は体の中を流れる血という。これに見立てたのがその小豆餅であったそうです。

再生時間:1:54

民話詳細DATA

レコード番号 47O340617
CD番号 47O34C042
決定題名 首のない影(共通語)
話者がつけた題名 十五夜由来
話者名 山根慶子
話者名かな やまねけいこ
生年月日 19241105
性別
出身地 沖縄県石垣市字新川
記録日 19980908
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市字新川 T50 B04
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情 慶応元年生まれのお祖母さんから聞いた
文字化資料
キーワード 男の人,月夜の晩,他の人,影,影がない,物知り,年寄り,中秋,八月十五日,満月の夜,お餅,小豆,お月さん,健康のお願い,翌日の晩,人の骨や肉,血,小豆餅
梗概(こうがい) 昔、男の人が月夜の晩に歩いていたら、他の人に影があるのに自分に影が見えないから、「どうして他の人に影があるのに自分に影がないのかね。」と物知りの年寄りに話したら、年寄りは、「じゃあね、中秋の八月十五日の満月の夜にお餅を作って小豆をつけて、お月さんに供えて、自分の健康のお願いをしたらいいよ」と言うから、男はその日を待って教わったように小豆をつけたお餅を作って月にお供えをして、健康のお願いをしたそうです。翌日の晩に外に出てみると他の人と同じように影が出ていたということです。この餅は人の骨や肉であり、小豆は体の中を流れる血という。これに見立てたのがその小豆餅であったそうです。
全体の記録時間数 3:04
物語の時間数 1:54
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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