フツクニモリの由来(共通語)

概要

あのモリは昔からフツクニムリ(むい)というからね。これ「フ」というたら「大きい」ということになるさあね。「ツクニヨ」といったら「お月さん」でしょ。その森だから、標準語に直すと、ウフオツキ(大月)森という意味ですよね。あんなのが今の川平に向かう県道を挟んで二つあるわけよ。フツクニモリの土と石はこのあたりの物と違って、崎枝(さきえだ)の土や小石とみんな同じなんだよ。なんでこっちにきたのか。昔は馬車もほとんどない。ハンナーカー付近までがなんとか馬車でいける。これは昔、あんな大きな人がおったかは分からんけど、大きな人が崎枝から畚(もっこ)担いできたけど、ここで棒が折れたらしいんだよな。だけどもうここでまたその森を担ぐような棒が取れないもんだから、そのまま置いたのが、フツクニモリの両方にあるわけさ。今でも崩れてはいないからこのモリはある。

再生時間:2:24

民話詳細DATA

レコード番号 47O340562
CD番号 47O34C038
決定題名 フツクニモリの由来(共通語)
話者がつけた題名
話者名 漢那憲明
話者名かな かんなけんめい
生年月日 19180815
性別
出身地 沖縄県石垣市字新川
記録日 19980312
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市字新川 T46 A04
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 八重山諸島民話集 P157
キーワード フツクニモリ,土,石,崎枝,もっこ,棒
梗概(こうがい) あのモリは昔からフツクニムリ(むい)というからね。これ「フ」というたら「大きい」ということになるさあね。「ツクニヨ」といったら「お月さん」でしょ。その森だから、標準語に直すと、ウフオツキ(大月)森という意味ですよね。あんなのが今の川平に向かう県道を挟んで二つあるわけよ。フツクニモリの土と石はこのあたりの物と違って、崎枝(さきえだ)の土や小石とみんな同じなんだよ。なんでこっちにきたのか。昔は馬車もほとんどない。ハンナーカー付近までがなんとか馬車でいける。これは昔、あんな大きな人がおったかは分からんけど、大きな人が崎枝から畚(もっこ)担いできたけど、ここで棒が折れたらしいんだよな。だけどもうここでまたその森を担ぐような棒が取れないもんだから、そのまま置いたのが、フツクニモリの両方にあるわけさ。今でも崩れてはいないからこのモリはある。
全体の記録時間数 4:44
物語の時間数 2:24
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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