仲神島の由来(共通語)

概要

仲ノ神島(なかのかみじま)の由来を聞いたら、あの島は流れてきたという伝説になっています。昔ですね、西表の崎山(さきやま)の部落の崎を大原(おおはら)回って行くとピシャ石という石があって、そのピシャ石の上にピサイ村があったらしい。そこの村の五、六名の人が雨降りの日に家が集まっていろいろ雑談して集まっているうちに、からっと雨も晴れてから誰か一人がおしっこしに出たら、南の方から今のこの仲ノ神島がこうふわりふわり流れてきたというわけですね。この人はもう驚いて、「ああ、島が流れてくるみたいです。」と言うから、家の中にいた人は、「あんなこと嘘だろう。」と言って本気にしないでいたら、本当に島が流れてきたもんだから、「ああ、これは本当だ。皆来てごらん、来てごらん。」と言うので皆来てみたら、その島がパッと止まったもんだから、これはもう神の島だから名前を神島とつけた。あの神島は、ある伝説では波照間島(はてるまじま)がちぎれてきたという話もあるから、波照間に調べに行ったら、波照間島にそういうちぎれた跡はないというので、もうどこからきたのか分からなくなってしまった。

再生時間:2:43

民話詳細DATA

レコード番号 47O340480
CD番号 47O34C034
決定題名 仲神島の由来(共通語)
話者がつけた題名
話者名 嵩原徹
話者名かな たけはらとおる
生年月日 19200423
性別
出身地 沖縄県石垣市西表網取
記録日 19970913
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市字新川 T42 A05
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説、 民俗
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 八重山諸島民話集 P154
キーワード 仲神島,西表の崎山,ピシャ石,ピサイ村,南,流れてきた,波照間島
梗概(こうがい) 仲ノ神島(なかのかみじま)の由来を聞いたら、あの島は流れてきたという伝説になっています。昔ですね、西表の崎山(さきやま)の部落の崎を大原(おおはら)回って行くとピシャ石という石があって、そのピシャ石の上にピサイ村があったらしい。そこの村の五、六名の人が雨降りの日に家が集まっていろいろ雑談して集まっているうちに、からっと雨も晴れてから誰か一人がおしっこしに出たら、南の方から今のこの仲ノ神島がこうふわりふわり流れてきたというわけですね。この人はもう驚いて、「ああ、島が流れてくるみたいです。」と言うから、家の中にいた人は、「あんなこと嘘だろう。」と言って本気にしないでいたら、本当に島が流れてきたもんだから、「ああ、これは本当だ。皆来てごらん、来てごらん。」と言うので皆来てみたら、その島がパッと止まったもんだから、これはもう神の島だから名前を神島とつけた。あの神島は、ある伝説では波照間島(はてるまじま)がちぎれてきたという話もあるから、波照間に調べに行ったら、波照間島にそういうちぎれた跡はないというので、もうどこからきたのか分からなくなってしまった。
全体の記録時間数 2:54
物語の時間数 2:43
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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