さるのいきぎも
昔、龍宮の神様が病気になった。その病気を治すには猿の肝が必要だった。それで亀が猿を連れてくることになった。亀は猿に、今日は龍宮の神様の誕生日であるから、陸でい一番偉い猿を招待しにやって来たと騙して猿を連れて行く。ところがタコが亀の手柄を妬んで、猿に本当のことを告げ口してしまう。猿は肝を木の上に忘れてきたと言って、亀と一緒に肝を取りに戻る。陸地に着くと、猿は隠し持っていた石を亀の背中にぶつけてる。それで亀の甲羅にはひびが入った。秘密を漏らしたタコは、骨をぬかれた。その骨を欲張りなアバサーが自分の体に刺して、今のようになった。
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レコード番号 | 47O340425 |
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CD番号 | 47O34C031 |
決定題名 | 猿の生き肝(方言) |
話者がつけた題名 | 龍宮の神様の話 |
話者名 | 仲大底安起 |
話者名かな | なかおおそこあんき |
生年月日 | 19010721 |
性別 | 男 |
出身地 | 沖縄県石垣市字新川 |
記録日 | 19750805 |
記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
元テープ番号 | 石垣市字新川 T15 B06 |
元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
分類 | 動物昔話 |
発句(ほっく) | はやーんでぃどぅ |
伝承事情 | - |
文字化資料 | 日本昔話通観第26巻 P801 石垣島の民話 P201 |
キーワード | 龍宮,神様,病気,猿,肝,亀,騙して,タコ,手柄,告げ口,石,甲羅,ひび,骨,アバサー |
梗概(こうがい) | 昔、龍宮の神様が病気になった。その病気を治すには猿の肝が必要だった。それで亀が猿を連れてくることになった。亀は猿に、今日は龍宮の神様の誕生日であるから、陸でい一番偉い猿を招待しにやって来たと騙して猿を連れて行く。ところがタコが亀の手柄を妬んで、猿に本当のことを告げ口してしまう。猿は肝を木の上に忘れてきたと言って、亀と一緒に肝を取りに戻る。陸地に着くと、猿は隠し持っていた石を亀の背中にぶつけてる。それで亀の甲羅にはひびが入った。秘密を漏らしたタコは、骨をぬかれた。その骨を欲張りなアバサーが自分の体に刺して、今のようになった。 |
全体の記録時間数 | 4:32 |
物語の時間数 | 3:59 |
言語識別 | 方言 |
音源の質 | 〇 |
テープ番号 | - |
予備項目1 | - |