しし祭りの由来(方言)

概要

旧暦の七月十五日は盆の送りの日である。その日はまた龍宮の祭りの日でもあった。川平のある男の家では、以前に海で遭難した人があったので、その霊を慰めるために、その日に、ごちそうを作り、芭蕉で作った船に乗せて海に流しに行った。その時、海に浮いているししの頭を見つけた。男はそれを家に持ち帰った。その時村中に感冒が流行していて、男の妻や子どもも感冒に罹っていた。男が持ち帰ったししの頭を乾かすために一番良い部屋に干しておくと、妻や子どもの病気が治っていた。そのことを聞きつけた村人達が、この男の家にやって来た。すると村人たちの感冒も治ってしまった。それから、男がししの頭を持ち帰った旧暦の七月十五日を、しし祭りの祝いの日にした。

再生時間:3:56

民話詳細DATA

レコード番号 47O340421
CD番号 47O34C030
決定題名 しし祭りの由来(方言)
話者がつけた題名
話者名 石川正松
話者名かな いしかわせいしょう
生年月日 18980511
性別
出身地 沖縄県石垣市字新川
記録日 19750805
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市字新川 T15 B02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説、 民俗
発句(ほっく) はやーんでぃ
伝承事情
文字化資料
キーワード 旧暦,七月十五日,盆の送りの日,龍宮の祭りの日,川平,遭難,霊,慰める,ごちそう,芭蕉,船,海,ししの頭,感冒,しし祭り
梗概(こうがい) 旧暦の七月十五日は盆の送りの日である。その日はまた龍宮の祭りの日でもあった。川平のある男の家では、以前に海で遭難した人があったので、その霊を慰めるために、その日に、ごちそうを作り、芭蕉で作った船に乗せて海に流しに行った。その時、海に浮いているししの頭を見つけた。男はそれを家に持ち帰った。その時村中に感冒が流行していて、男の妻や子どもも感冒に罹っていた。男が持ち帰ったししの頭を乾かすために一番良い部屋に干しておくと、妻や子どもの病気が治っていた。そのことを聞きつけた村人達が、この男の家にやって来た。すると村人たちの感冒も治ってしまった。それから、男がししの頭を持ち帰った旧暦の七月十五日を、しし祭りの祝いの日にした。
全体の記録時間数 4:26
物語の時間数 3:56
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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