貧乏人の子供が節の晩に母親の帰りを待っていると、後生の人が来て、今日は後生の正月でご馳走がたくさんあるので一緒に行こうと連れて行った。母親が帰ってきたら子供たちがいないのでみんなで捜したら、墓の前で死んでいた。節の晩の食事は子供達から先に食べさせなさいと、言われている。マブヤー込めといって、芋を首に掛けてマブヤーを込める。シディミジ(巣出水)、海の波を七回目にすくい上げて屋敷に撒き、火の神を浄める。節の翌日は仕事をいっさいしない。物音をたててはいけないので機織りや、畑も耕さない。
レコード番号 | 47O160055 |
---|---|
CD番号 | 47O16C004 |
決定題名 | 節祭りの由来(方言) |
話者がつけた題名 | - |
話者名 | 崎山マツ |
話者名かな | さきやままつ |
生年月日 | 18980918 |
性別 | 女 |
出身地 | 石垣 |
記録日 | 19760803 |
記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
元テープ番号 | T13 石垣3 A-6 |
元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
分類 | 民俗 |
発句(ほっく) | - |
伝承事情 | 父親 |
文字化資料 | - |
キーワード | 節祭り,後生の正月, |
梗概(こうがい) | 貧乏人の子供が節の晩に母親の帰りを待っていると、後生の人が来て、今日は後生の正月でご馳走がたくさんあるので一緒に行こうと連れて行った。母親が帰ってきたら子供たちがいないのでみんなで捜したら、墓の前で死んでいた。節の晩の食事は子供達から先に食べさせなさいと、言われている。マブヤー込めといって、芋を首に掛けてマブヤーを込める。シディミジ(巣出水)、海の波を七回目にすくい上げて屋敷に撒き、火の神を浄める。節の翌日は仕事をいっさいしない。物音をたててはいけないので機織りや、畑も耕さない。 |
全体の記録時間数 | 3:36 |
物語の時間数 | 3:07 |
言語識別 | 方言 |
音源の質 | △ |
テープ番号 | - |
予備項目1 | - |