これはですね、ある村からある村の相当家庭、嫁に行くときのことであってですね。ところがその嫁が
とても行くのが嫌いであったと。これは昔はもう親の言い付けでどうしても聞かなくてはならないというわ
けで距離的に相当あったので、もう村の人たちがみんなお祝いをして行列を作って行ったそうですよ。もう
距離にして、三里か、四里かわからんですけどもね。行ったところがこの嫁さんは、「行ってしまえばおし
まいだ。何とか逃げる方法はないか。」と考えて、あるところで、「ちょっと用足しをしたい。だからちょ
っと休んでくれないか。」とあの当時駕籠で担がれて行ったようですよ。んで、駕籠を降りてですね、「じ
ゃ、もうちょっと用足しをしてくるから。」と言って入ったところが、どうしても待てど、暮らせど出てこ
ないと。おかしいなあと思って、そして、二、三人山中に入ってみったらそこに大きな石があったと。「こ
れは石になってしまったんだなあ。」と言うわけで、泣く泣く帰って来たということだそうです。
・
| レコード番号 | 47O160013 |
|---|---|
| CD番号 | 47O16C001 |
| 決定題名 | 石になった人(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 石垣一祥 |
| 話者名かな | いしがきかずよし |
| 生年月日 | 19040802 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 石垣 |
| 記録日 | 19750805 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | T11 石垣1 B-07 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | お嫁さん,石 |
| 梗概(こうがい) | これはですね、ある村からある村の相当家庭、嫁に行くときのことであってですね。ところがその嫁が とても行くのが嫌いであったと。これは昔はもう親の言い付けでどうしても聞かなくてはならないというわ けで距離的に相当あったので、もう村の人たちがみんなお祝いをして行列を作って行ったそうですよ。もう 距離にして、三里か、四里かわからんですけどもね。行ったところがこの嫁さんは、「行ってしまえばおし まいだ。何とか逃げる方法はないか。」と考えて、あるところで、「ちょっと用足しをしたい。だからちょ っと休んでくれないか。」とあの当時駕籠で担がれて行ったようですよ。んで、駕籠を降りてですね、「じ ゃ、もうちょっと用足しをしてくるから。」と言って入ったところが、どうしても待てど、暮らせど出てこ ないと。おかしいなあと思って、そして、二、三人山中に入ってみったらそこに大きな石があったと。「こ れは石になってしまったんだなあ。」と言うわけで、泣く泣く帰って来たということだそうです。 ・ |
| 全体の記録時間数 | 2:03 |
| 物語の時間数 | 1:35 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |