大川の利根元家(共通語)

概要

七月の二四日から八月の末ごろまでによ、元屋で祈願するのは、誰も彼もじゃないよ。役人の家とかね、由緒ある大概上流家庭の人が御香炉(うこーる)の前にたくさん集まって健康の拝みをされるのよ。私の所は、利根元屋(とぅねむとぅや)って言ってよ、その家が祈願するところ。それで大川に山もあるからさ、山の自然食持ってきてよ、皆それぞれがね、野菜物繕って、これで味噌あえしてよ、ちゃんとこれお盆にね、九つずつ乗せて祈願しました。ここは本当は神高いんですよ。神高いからよ、ここでむちゃくちゃに遊んだりね、寝たりすることできない。こっちの先祖は昔は大金持ちだったわけ。だからあの古い屋敷は六〇〇坪ぐらいあったはずよ。後ろはね、みんなお米を刈ってきたらね、お米を管理していたところがあった。蔵じゃない。米を作ってね、刈ってきたの一時保存するところがあってね、牛なんかも伊原間(い ばるま)で養ってよ、畑なんかも多かったから、大きな家柄に指定されたんじゃないかな。それでね、昔は、昔はこのお医者さんの家とかね、村長さんの家とかね、そういうふうな家庭の人が皆がいらしてよ、皆拝まれていたそうだ。それが今はあまり信仰心がないから数はだいぶ減ってはいるんです。四箇字ね、登野城、大川、石垣、新川って言ってね、皆部落は境界があるさあね。だから大川はここだけどそこで、誰もかれもが来てこの祈願でやらない。平民の人なんかはまた御嶽とかあんなところでわっさい、わっさいしてるさあね。

再生時間:4:53

民話詳細DATA

レコード番号 47O340899
CD番号 47O34C070
決定題名 大川の利根元家(共通語)
話者がつけた題名
話者名 大浜八重
話者名かな おおはまやえ
生年月日 19221010
性別
出身地 沖縄県石垣市字大川
記録日 19970310
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市石垣 T24 A03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説、 民俗
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 七月の二四日,八月の末,元屋,祈願,由緒ある,上流家庭,御香炉,うこーる,健康の拝み,利根元屋,とぅねむとぅや,祈願,大川,九つ,神高い,先祖,大金持ち,お米,牛,伊原間,いばるま,四箇字,登野城,大川,石垣,新川,平民,御嶽
梗概(こうがい) 七月の二四日から八月の末ごろまでによ、元屋で祈願するのは、誰も彼もじゃないよ。役人の家とかね、由緒ある大概上流家庭の人が御香炉(うこーる)の前にたくさん集まって健康の拝みをされるのよ。私の所は、利根元屋(とぅねむとぅや)って言ってよ、その家が祈願するところ。それで大川に山もあるからさ、山の自然食持ってきてよ、皆それぞれがね、野菜物繕って、これで味噌あえしてよ、ちゃんとこれお盆にね、九つずつ乗せて祈願しました。ここは本当は神高いんですよ。神高いからよ、ここでむちゃくちゃに遊んだりね、寝たりすることできない。こっちの先祖は昔は大金持ちだったわけ。だからあの古い屋敷は六〇〇坪ぐらいあったはずよ。後ろはね、みんなお米を刈ってきたらね、お米を管理していたところがあった。蔵じゃない。米を作ってね、刈ってきたの一時保存するところがあってね、牛なんかも伊原間(い ばるま)で養ってよ、畑なんかも多かったから、大きな家柄に指定されたんじゃないかな。それでね、昔は、昔はこのお医者さんの家とかね、村長さんの家とかね、そういうふうな家庭の人が皆がいらしてよ、皆拝まれていたそうだ。それが今はあまり信仰心がないから数はだいぶ減ってはいるんです。四箇字ね、登野城、大川、石垣、新川って言ってね、皆部落は境界があるさあね。だから大川はここだけどそこで、誰もかれもが来てこの祈願でやらない。平民の人なんかはまた御嶽とかあんなところでわっさい、わっさいしてるさあね。
全体の記録時間数 4:58
物語の時間数 4:53
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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