十五夜の月が非常に爽やかで美しいので、友達この四、五名連れて野原に遊びに行ったところ、他の人は影が映っているのに、自分だけ影がないと。それで非常に不思議に思い、何かこれは、不吉な原因の前兆ではないかと思いまして一緒にいた友達には用事があるといって家に帰ったところ家の中で何か男と女が小声で話してることが聞こえたと。その時、妻は玄関から何か足音がしたもので、一瞬どうしようかと考えた挙句、この、櫃の中に色男を隠しておいて自分は櫃の前に座って麻を紡いで、何食わぬ顔をしておったということです。夫はそこにちょっと男の小声が聞こえたのに影も形も見えないのは、これはどうも怪しいと、いうことで、この、女をよけて、いきなり弓矢を持ってきて、その後に発射した。色男は死んでしまった。その後、妻が詫びてもともとの円満な家庭が築かれたという話であります。
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| レコード番号 | 47O160319 |
|---|---|
| CD番号 | 47O16C018 |
| 決定題名 | 首のない影 (共通語) |
| 話者がつけた題名 | 十五夜の月 |
| 話者名 | 新垣信善 |
| 話者名かな | あらかきしんぜん |
| 生年月日 | 19021101 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | - |
| 記録日 | 19760803 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | T9 大川3 B-08 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 十五夜,月,影,間男 |
| 梗概(こうがい) | 十五夜の月が非常に爽やかで美しいので、友達この四、五名連れて野原に遊びに行ったところ、他の人は影が映っているのに、自分だけ影がないと。それで非常に不思議に思い、何かこれは、不吉な原因の前兆ではないかと思いまして一緒にいた友達には用事があるといって家に帰ったところ家の中で何か男と女が小声で話してることが聞こえたと。その時、妻は玄関から何か足音がしたもので、一瞬どうしようかと考えた挙句、この、櫃の中に色男を隠しておいて自分は櫃の前に座って麻を紡いで、何食わぬ顔をしておったということです。夫はそこにちょっと男の小声が聞こえたのに影も形も見えないのは、これはどうも怪しいと、いうことで、この、女をよけて、いきなり弓矢を持ってきて、その後に発射した。色男は死んでしまった。その後、妻が詫びてもともとの円満な家庭が築かれたという話であります。 ・ |
| 全体の記録時間数 | 2:07 |
| 物語の時間数 | 1:52 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |