今から何千年前のことかは知らないが、石垣と名蔵をつなぐハーラ山を通って農作をしていた老人の話。日が暮れて雨のそぼ降る中をハーラ山から馬の手綱を取りながら町へと帰りを急いでいた青年が、ハナメイというという所の地点をおりたところ、はるか向こうに火の手が見えた。青年は煙草を吸いたいと思っていたが、あいにく火種を持っていなかったので、ちょうど良かったと思い、急ぎ足でその火がある所に行った。その地点まで行って、煙草に火を点けようと近寄ったら、風に吹かれてコロコロと転がっていった。これはおかしいと思いまた近づいて行くとまた、コロコロと転がって行く。しゃくにさわった青年は、早足でその火を追いかけながら、煙草を吸おうとしたら、又転がりかけたので、マーダ、マーダと言ったらその瞬間に爆発をして、青年は大やけどをした。家に帰って、その話を父親にすると、「お前がいけない。あれは、マーダと言ってはいけない。トーレーピーと言うんだよ。」と言って聞かせたと言う。
| レコード番号 | 47O160292 |
|---|---|
| CD番号 | 47O16C016 |
| 決定題名 | マーダー火の話(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 島袋金利 |
| 話者名かな | しまぶくろかねとし |
| 生年月日 | 19090131 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 那覇市久茂地 |
| 記録日 | 19750803 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | T8 大川2 B-05 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | ハーラ山,マーダー火, |
| 梗概(こうがい) | 今から何千年前のことかは知らないが、石垣と名蔵をつなぐハーラ山を通って農作をしていた老人の話。日が暮れて雨のそぼ降る中をハーラ山から馬の手綱を取りながら町へと帰りを急いでいた青年が、ハナメイというという所の地点をおりたところ、はるか向こうに火の手が見えた。青年は煙草を吸いたいと思っていたが、あいにく火種を持っていなかったので、ちょうど良かったと思い、急ぎ足でその火がある所に行った。その地点まで行って、煙草に火を点けようと近寄ったら、風に吹かれてコロコロと転がっていった。これはおかしいと思いまた近づいて行くとまた、コロコロと転がって行く。しゃくにさわった青年は、早足でその火を追いかけながら、煙草を吸おうとしたら、又転がりかけたので、マーダ、マーダと言ったらその瞬間に爆発をして、青年は大やけどをした。家に帰って、その話を父親にすると、「お前がいけない。あれは、マーダと言ってはいけない。トーレーピーと言うんだよ。」と言って聞かせたと言う。 |
| 全体の記録時間数 | 2:58 |
| 物語の時間数 | 2:00 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | × |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |