姉と弟(シマグチ)

概要

東の家は金持ちの家で、一人娘は大切にしていた。西の家は、女、男の兄弟二人おって、貧乏であった。その貧乏の家は、子供にはお芋とお芋の葉っぱを食べさしておったのに、子供たちは非常に頭が良くて勉強もできた。東の家は娘にどんなおいしいもの食べさせて大切にしても、勉強も出来ないから、東の方の親二人は、「自分の子供はこんな大切しておるのに何で隣の貧乏な子供に負けておるかね」と思って、何とかかしてやろうと、食べ物に毒に似たようなの入れて、西の貧乏の家持って行った。「これはおいしいから、今日は自分の家にお祝いがあったから、あんたの子供にも食べさせて勉強させなさい。」と。そしたら、この人は、喜んで食べさせると、子供はこれ食べて倒れたそうです。姉さんは東の家の企みに気がついて、弟をすぐに起こして本を読んでいるふうに見せかけて座らせた。東の家の金持ちの人はそれを覗き見て、どんな物食わしてもこれは死なないんだなー、と思って、自分の家に帰って行って、自分の子供にも同じ物を食べさせたから、自分の子供は死んでしまった。だからその東の家の金持
ちは、心を入れ替えて、こんなことするもんじゃないという話です。

再生時間:2:19

民話詳細DATA

レコード番号 47O160275
CD番号 47O16C016
決定題名 姉と弟(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 大浜マツ
話者名かな おおはままつ
生年月日 18880622
性別
出身地 大川
記録日 19750805
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 T8 大川2 A-02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情 登野城出身のおばあさん
文字化資料 日本昔話通観26沖縄 P362
キーワード 東の家,西の家,金持ち,毒,
梗概(こうがい) 東の家は金持ちの家で、一人娘は大切にしていた。西の家は、女、男の兄弟二人おって、貧乏であった。その貧乏の家は、子供にはお芋とお芋の葉っぱを食べさしておったのに、子供たちは非常に頭が良くて勉強もできた。東の家は娘にどんなおいしいもの食べさせて大切にしても、勉強も出来ないから、東の方の親二人は、「自分の子供はこんな大切しておるのに何で隣の貧乏な子供に負けておるかね」と思って、何とかかしてやろうと、食べ物に毒に似たようなの入れて、西の貧乏の家持って行った。「これはおいしいから、今日は自分の家にお祝いがあったから、あんたの子供にも食べさせて勉強させなさい。」と。そしたら、この人は、喜んで食べさせると、子供はこれ食べて倒れたそうです。姉さんは東の家の企みに気がついて、弟をすぐに起こして本を読んでいるふうに見せかけて座らせた。東の家の金持ちの人はそれを覗き見て、どんな物食わしてもこれは死なないんだなー、と思って、自分の家に帰って行って、自分の子供にも同じ物を食べさせたから、自分の子供は死んでしまった。だからその東の家の金持 ちは、心を入れ替えて、こんなことするもんじゃないという話です。
全体の記録時間数 2:26
物語の時間数 2:19
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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