話者の村吉さんは昭和17年の11月に戦地から帰ってきた。その次の年の5月頃、本家のおじさんが、家にいた暴れ馬を友達の馬と交換することになり、一緒にガヤ山の中を歩いていった。時刻はちょうど太陽が沈んだ頃、するとそのガヤのなかに七ガーラという白の四角模様の入った着物を着て、アイザナーという藍色の傘をさす、戦前の女性の正装姿の女が、目の前を横切った。道の両側はガヤばかりで、女が見えなくなったところを見ても、そこはガヤばかりで道もない。不思議なことだと思いながら、友達の家につき、このことを話すと、友人は顔色を変えて驚いた。話によると、毎年その日に現れる幽霊だと言う。帰りはこの道を通らないように言われたが、話者は興味が湧いて同じ道を帰った。女性の姿は見えなかったが、連れていた馬が異常に興奮していた。
| レコード番号 | 47O340824 |
|---|---|
| CD番号 | 47O34C063 |
| 決定題名 | 宮古のすすき道の幽霊(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 村吉義勇 |
| 話者名かな | むらよしぎゆう |
| 生年月日 | 19171120 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県宮古島市下地町高千穂 |
| 記録日 | 19980312 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市登野城 T08 B01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 世間話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 昭和17年,暴れ馬,交換,ガヤ山,七ガーラ,アイザナーと,戦前の女性の正装姿,毎年その日に現れる,幽霊 |
| 梗概(こうがい) | 話者の村吉さんは昭和17年の11月に戦地から帰ってきた。その次の年の5月頃、本家のおじさんが、家にいた暴れ馬を友達の馬と交換することになり、一緒にガヤ山の中を歩いていった。時刻はちょうど太陽が沈んだ頃、するとそのガヤのなかに七ガーラという白の四角模様の入った着物を着て、アイザナーという藍色の傘をさす、戦前の女性の正装姿の女が、目の前を横切った。道の両側はガヤばかりで、女が見えなくなったところを見ても、そこはガヤばかりで道もない。不思議なことだと思いながら、友達の家につき、このことを話すと、友人は顔色を変えて驚いた。話によると、毎年その日に現れる幽霊だと言う。帰りはこの道を通らないように言われたが、話者は興味が湧いて同じ道を帰った。女性の姿は見えなかったが、連れていた馬が異常に興奮していた。 |
| 全体の記録時間数 | 14:13 |
| 物語の時間数 | 13:35 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |