牛とマッチの交換(共通語)

概要

あれはね、明治の中期から後期ごろで、そのころまで八重山の波照間(はてるま)などは石器を使っておったんですよ。だからマッチと言うのは大変不思議な珍しい物だったんです。それで石垣の人が明治のころに沖縄に行ったそうです。多分徴兵検査をする青年を率いて沖縄に行った人だと思うんですよ。そのときに、那覇でマッチを見てね、「おお、これは珍しい。」と買って持って帰ってきて、そうしてすぐ裏地区に回って行ってね、「火をおこしたりするのは、文明ではこうできるぞ。」と言うことで、火をおこして見せたら皆びっくりした。それでね、川平(かびら)の近くの桴海(ふかい)の人が、マッチと牛一頭と交換して来た。その川平の人はうちの親父の若い時分のお話ではね、マッチを持っていたから、スターになったと言ってましたね。

再生時間:1:00

民話詳細DATA

レコード番号 47O340815
CD番号 47O34C062
決定題名 牛とマッチの交換(共通語)
話者がつけた題名
話者名 牧野清
話者名かな まきのきよし
生年月日 19100519
性別
出身地 沖縄県石垣市字登野城
記録日 19970913
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市登野城 T07 B06
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 笑話、 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 石垣島の民話 P230
キーワード 明治,八重山,波照間,石器,マッチ,珍しい物,沖縄,那覇,火をおこして,川平,桴海,牛一頭,交換
梗概(こうがい) あれはね、明治の中期から後期ごろで、そのころまで八重山の波照間(はてるま)などは石器を使っておったんですよ。だからマッチと言うのは大変不思議な珍しい物だったんです。それで石垣の人が明治のころに沖縄に行ったそうです。多分徴兵検査をする青年を率いて沖縄に行った人だと思うんですよ。そのときに、那覇でマッチを見てね、「おお、これは珍しい。」と買って持って帰ってきて、そうしてすぐ裏地区に回って行ってね、「火をおこしたりするのは、文明ではこうできるぞ。」と言うことで、火をおこして見せたら皆びっくりした。それでね、川平(かびら)の近くの桴海(ふかい)の人が、マッチと牛一頭と交換して来た。その川平の人はうちの親父の若い時分のお話ではね、マッチを持っていたから、スターになったと言ってましたね。
全体の記録時間数 3:05
物語の時間数 1:00
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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