崎山のトウニ(共通語)

概要

網取に鬼石と言うところとトウニて言うところが並んであるんですよ。昔、人頭税を納めている農作物は豊作もあり、凶作もあるでしょ。凶作年に当たれば米ができないけど人頭税だけがある。だから、住民は自分の食べる不足分は芋を作って食べる。芋で足りなかったら野菜や野原の草食べるんだけど、主に百合の根っこを採って食べるけどね、もうご飯も何もお米もないから、栄養不良でしょ。百合はまたよく崖のところに生えるからね、あの根っこを採って食べようとして採るときに、体に栄養がないから何かにつまづいて転んで、下は崖ですからそのまま落ちて死ぬんですよ。そうすると、部落の人は、トウニて言う船みたいな昔の洗濯盥(せんたくたらい)を作って、亡くなった人の遺骨全部入れて、鬼石の隣のトウニという石の穴にこの骨を入れて置くんですよ。そこは、下はこう丸くて中は広く、今でも骨がありますよ。この鬼石というのは、目も鼻も口もあって鬼の型面に似て海に座っておって、だから鬼石と名を付けとるんですよ。この鬼石は潮が満潮になればいっぱいになるんですよ

再生時間:4:22

民話詳細DATA

レコード番号 47O340755
CD番号 47O34C058
決定題名 崎山のトウニ(共通語)
話者がつけた題名 網取の人頭税の話
話者名 川平永美
話者名かな かびらえいび
生年月日 19030218
性別
出身地 沖縄県竹富町網取
記録日 19970912
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市登野城 T03 A03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情 お祖父さん、お祖母さんから聞いた
文字化資料
キーワード 網取,鬼石,トウニ,人頭税,農作物,豊作,凶作,不足分,芋,野菜,野原の草,百合の根っこ,栄養不良,崖,落ちて死ぬ,洗濯盥,遺骨,石の穴,鬼の型面
梗概(こうがい) 網取に鬼石と言うところとトウニて言うところが並んであるんですよ。昔、人頭税を納めている農作物は豊作もあり、凶作もあるでしょ。凶作年に当たれば米ができないけど人頭税だけがある。だから、住民は自分の食べる不足分は芋を作って食べる。芋で足りなかったら野菜や野原の草食べるんだけど、主に百合の根っこを採って食べるけどね、もうご飯も何もお米もないから、栄養不良でしょ。百合はまたよく崖のところに生えるからね、あの根っこを採って食べようとして採るときに、体に栄養がないから何かにつまづいて転んで、下は崖ですからそのまま落ちて死ぬんですよ。そうすると、部落の人は、トウニて言う船みたいな昔の洗濯盥(せんたくたらい)を作って、亡くなった人の遺骨全部入れて、鬼石の隣のトウニという石の穴にこの骨を入れて置くんですよ。そこは、下はこう丸くて中は広く、今でも骨がありますよ。この鬼石というのは、目も鼻も口もあって鬼の型面に似て海に座っておって、だから鬼石と名を付けとるんですよ。この鬼石は潮が満潮になればいっぱいになるんですよ
全体の記録時間数 4:59
物語の時間数 4:22
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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