亀の産卵と厄払い(共通語)

概要

海亀は年に三回、子の日に西表の崎山の浜に上がって卵産みに来て一メートルくらいある穴を自分で掘るんですよ。その深さまで掘って始めて卵を生んで、砂を被して埋めるんです。埋め終わったら、また自分の体でこういうふうに寝て亀の卵に空気が入らんように胴で抑えて海に行くんですよ。だから子の日に来たらまた次はまた子の日に来るんですよ。また、三回目も来ますが、そのときは卵は少ないから、いくら生んだかは分からんですよ。やがてこれが穴の中で孵化するとき、お母さん亀は海岸をずっと廻って迎えにきて子供が降りて来るのを波打ち際で待っているんですよ。この子亀が穴から出て海にお母さんの所に行くのは私も見たんですけどね、とっても綺麗で見事なんですよ。そのときに見に行った人は、自分の着けていた着物を敷いてね、その上から子亀みんな通すんですよ。これをやるとその人の厄払いになると言っています。その子亀が海に降りるところを見ていたら、海に降りた子亀は波打ち際で待っとるお母さん亀の所に行くってよ。お母さん亀は子供がみんな来たら、子供を連れて沖に行くんです。そのとき沖ではまた鮫が亀と子供らが来るのを待っとって、子亀は親亀と鮫とに守られて大海に出ていくんですよ。これで終わり。

再生時間:6:00

民話詳細DATA

レコード番号 47O340753
CD番号 47O34C058
決定題名 亀の産卵と厄払い(共通語)
話者がつけた題名
話者名 川平永美
話者名かな かびらえいび
生年月日 19030218
性別
出身地 沖縄県竹富町網取
記録日 19970912
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市登野城 T03 A01
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 民俗
発句(ほっく)
伝承事情 お祖父さん、お祖母さんから聞いた
文字化資料
キーワード 海亀,子の日,西表,崎山,浜,卵,穴,砂,埋める,海,三回,孵化,お母さん亀,波打ち際,待っている,子亀,着物,敷いて,厄払い,鮫,守られて
梗概(こうがい) 海亀は年に三回、子の日に西表の崎山の浜に上がって卵産みに来て一メートルくらいある穴を自分で掘るんですよ。その深さまで掘って始めて卵を生んで、砂を被して埋めるんです。埋め終わったら、また自分の体でこういうふうに寝て亀の卵に空気が入らんように胴で抑えて海に行くんですよ。だから子の日に来たらまた次はまた子の日に来るんですよ。また、三回目も来ますが、そのときは卵は少ないから、いくら生んだかは分からんですよ。やがてこれが穴の中で孵化するとき、お母さん亀は海岸をずっと廻って迎えにきて子供が降りて来るのを波打ち際で待っているんですよ。この子亀が穴から出て海にお母さんの所に行くのは私も見たんですけどね、とっても綺麗で見事なんですよ。そのときに見に行った人は、自分の着けていた着物を敷いてね、その上から子亀みんな通すんですよ。これをやるとその人の厄払いになると言っています。その子亀が海に降りるところを見ていたら、海に降りた子亀は波打ち際で待っとるお母さん亀の所に行くってよ。お母さん亀は子供がみんな来たら、子供を連れて沖に行くんです。そのとき沖ではまた鮫が亀と子供らが来るのを待っとって、子亀は親亀と鮫とに守られて大海に出ていくんですよ。これで終わり。
全体の記録時間数 6:37
物語の時間数 6:00
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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