昔、石垣島にですね、大浜のアカハチと四箇字というところの長田大主(なーたふーじ)がおって、二
人が非常に争っていて、アカハチという人が、こっちからウエバルというところにミズの湧口があったらし
い。その水は非常にあの湧き水が多くて、そしてずっと波照間とか、黒島とかああいった離島からも石垣の
湧き水といって非常に、をその湧き水が、空高く湧きあがるもんで見えたらしい。ところがこのアカハチと
いう人があのもうこの長田大主にはこれをやらないということでイシスク山というところからカーラ石とい
う硬い黒い石を褌の裾に包んできて、その湧き水の上に落としたそうです。そのために、湧き水はぴたっと
止まってしまって、それからというものはその長田大主の田んぼは米が作れなくなって非常に困ったそうで
す。それで長田大主(なーたふーじ)は、「大浜アカハチの作っている田んぼ、その水を止めてやれ。」と
いうことでそのスナダーの流れた水を先のほうに杖、自分の持っている杖で土の中に穴あけたところが杖で
ついて穴あけたところがその水がどこへとも無くそれっきりその先にはぜんぜん水が流れなくなっていまだ
にその水は行く先が分からんようになっておるそうです。こういう話。
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| レコード番号 | 47O160194 |
|---|---|
| CD番号 | 47O16C011 |
| 決定題名 | 赤蜂と長田大主(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 大浜アカハチと長田大主の水争い |
| 話者名 | 比屋根和喜 |
| 話者名かな | ひやねわき |
| 生年月日 | 19041025 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | - |
| 記録日 | 19760803 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | T04 登野城4 A-11 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | ,アカハチ,長田大主,湧き水 |
| 梗概(こうがい) | 昔、石垣島にですね、大浜のアカハチと四箇字というところの長田大主(なーたふーじ)がおって、二 人が非常に争っていて、アカハチという人が、こっちからウエバルというところにミズの湧口があったらし い。その水は非常にあの湧き水が多くて、そしてずっと波照間とか、黒島とかああいった離島からも石垣の 湧き水といって非常に、をその湧き水が、空高く湧きあがるもんで見えたらしい。ところがこのアカハチと いう人があのもうこの長田大主にはこれをやらないということでイシスク山というところからカーラ石とい う硬い黒い石を褌の裾に包んできて、その湧き水の上に落としたそうです。そのために、湧き水はぴたっと 止まってしまって、それからというものはその長田大主の田んぼは米が作れなくなって非常に困ったそうで す。それで長田大主(なーたふーじ)は、「大浜アカハチの作っている田んぼ、その水を止めてやれ。」と いうことでそのスナダーの流れた水を先のほうに杖、自分の持っている杖で土の中に穴あけたところが杖で ついて穴あけたところがその水がどこへとも無くそれっきりその先にはぜんぜん水が流れなくなっていまだ にその水は行く先が分からんようになっておるそうです。こういう話。 ・ |
| 全体の記録時間数 | 2:32 |
| 物語の時間数 | 1:57 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |