あるところに夫婦一緒におられて、ご飯は炊いて、(聞き取り不能)一向一緒に食べないから、あの亭
主は、「どうしてご飯炊いて一緒に食べないの。帰って来たら一緒に食べたらいいでしょう。」と言うけど
、一向も食べないもんだから一週間も二週間も食べてくれないんだから、あんまり不思議でたまらないから
夫なるところの人はこれはまず何とかあの意味があるはずと思って、様子見るために、「私、畑に行くから
ご飯弁当入れてごらん。」と言うと、行かして弁当持って畑に行くつもりで裏から回って行って、天井に上
がって天井に上がって様子みるために上がっておったところが女はもう男が行ったころに出て来てあの、ご
飯と御汁を鍋から入れて持って来て外に出て、やっと出たもんだから、男はそれを見ながらどうして外にこ
れ持っていくかね、外で食べるのかね、と思って見とったところが、壺に隠れたとこがあるんだから、そこ
に入れておいてそれに持ってってこのご飯を与えておいて自分はまた引き返して家に帰ってきて自分のご飯
をそのうちね、食べるようにしたけど、口もあるけど茶碗に入れて食べないで釜から取っては杓で取っては
ご飯は口に入れて食べないで、脳に杓で、杓で汲んで入れ、汲んでは入れしたもんだから、夫となる人は驚
いて、はー、これは本当に自分の本当に、だから、夫となる人は驚いて、はー、これは本当に自分の本当に
人間じゃないからね、一緒にご飯食べなさいと言うても食べなかったある。これは本当に鬼だ、鬼だね、と
思って驚いてなー、これはしまった、大変だと思って、天上から飛び降りた、落ちたところが、女はそれで
、もう、それきり、トー、と風のように吹かしてね、馬の話にしにあの飛んで行ったことという話を親たち
しましたけどね。に、話して聞かした。聞かしました。またその男は、男はまたこれここにおるのはどうし
て始末したらいいかねと思って考え出して、じゃあこれお湯沸かして、持って行って壺におるんだから、お
湯沸かして持ってってかけんとならんと思ってお湯沸かして持ってって蓋開けたところが、「ああ、あんた
が来るのを待っとった。もういつ来るかねと待ちかねておったよ。」と顔を上に上げたところが、すぐお湯
を上からかけて、そのまま、死んでしまってこれをどこかに埋めたって。
| レコード番号 | 47O160186 |
|---|---|
| CD番号 | 47O16C011 |
| 決定題名 | 食わず女房(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 川平繁 |
| 話者名かな | かびらしげ |
| 生年月日 | 18931204 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | - |
| 記録日 | 19750805 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | T04 登野城4 A-03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 母親 |
| 文字化資料 | 日本昔話通観第26巻 P480 八重山諸島民話集P117 |
| キーワード | 食わず女房,鬼 |
| 梗概(こうがい) | あるところに夫婦一緒におられて、ご飯は炊いて、(聞き取り不能)一向一緒に食べないから、あの亭 主は、「どうしてご飯炊いて一緒に食べないの。帰って来たら一緒に食べたらいいでしょう。」と言うけど 、一向も食べないもんだから一週間も二週間も食べてくれないんだから、あんまり不思議でたまらないから 夫なるところの人はこれはまず何とかあの意味があるはずと思って、様子見るために、「私、畑に行くから ご飯弁当入れてごらん。」と言うと、行かして弁当持って畑に行くつもりで裏から回って行って、天井に上 がって天井に上がって様子みるために上がっておったところが女はもう男が行ったころに出て来てあの、ご 飯と御汁を鍋から入れて持って来て外に出て、やっと出たもんだから、男はそれを見ながらどうして外にこ れ持っていくかね、外で食べるのかね、と思って見とったところが、壺に隠れたとこがあるんだから、そこ に入れておいてそれに持ってってこのご飯を与えておいて自分はまた引き返して家に帰ってきて自分のご飯 をそのうちね、食べるようにしたけど、口もあるけど茶碗に入れて食べないで釜から取っては杓で取っては ご飯は口に入れて食べないで、脳に杓で、杓で汲んで入れ、汲んでは入れしたもんだから、夫となる人は驚 いて、はー、これは本当に自分の本当に、だから、夫となる人は驚いて、はー、これは本当に自分の本当に 人間じゃないからね、一緒にご飯食べなさいと言うても食べなかったある。これは本当に鬼だ、鬼だね、と 思って驚いてなー、これはしまった、大変だと思って、天上から飛び降りた、落ちたところが、女はそれで 、もう、それきり、トー、と風のように吹かしてね、馬の話にしにあの飛んで行ったことという話を親たち しましたけどね。に、話して聞かした。聞かしました。またその男は、男はまたこれここにおるのはどうし て始末したらいいかねと思って考え出して、じゃあこれお湯沸かして、持って行って壺におるんだから、お 湯沸かして持ってってかけんとならんと思ってお湯沸かして持ってって蓋開けたところが、「ああ、あんた が来るのを待っとった。もういつ来るかねと待ちかねておったよ。」と顔を上に上げたところが、すぐお湯 を上からかけて、そのまま、死んでしまってこれをどこかに埋めたって。 |
| 全体の記録時間数 | 3:53 |
| 物語の時間数 | 3:34 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |