登野城のねえ宮良トウゲンサンという人この人来てないかな。今日来てないと言っとる。そうね、じゃ
その人の代わりに私が話してあげることにしよう。この人から私は聞いたんです。この人の若い時分にね、
これは本土から来た人から川平のね、山の中で山仕事をしとるときに、教えられたという話しをしとりまし
た。これはですね、ツクグルという鳥がおりますがね。ツクグルというのはコノハズクのことですよ。コノ
ハズクのことです。これはね、この鳥がね、親不孝もので、烏は親孝行だという話なんです。なぜそういう
ことになるかというとですね、このツクグルという鳥はですね、雛から育ってだんだん大きくなってね、飛
び立つころになるとね、親を食って飛び立つらしいですよ。そのためにこの鳥は親不孝者と言われ、そして
のツクグルはね、数も増えないということだそうです。こところが反対にね、烏はその雛から育ってですね
、大きくなるころになるとですね、そして飛び立つころになると、親はですね、苦労して羽が抜けて飛べな
くなると。そのときはね、その大きくなって飛び立った烏がね、親のために餌を運んで親に食べさせるとい
うようなことでね、そのために、烏は親孝行の鳥だと。こういうふうにいわれておるというんです。烏とい
うのは非常に利口な鳥で数はね、七つまで数えることができるといわれとる。
| レコード番号 | 47O160137 |
|---|---|
| CD番号 | 47O16C008 |
| 決定題名 | 烏孝行(方言) |
| 話者がつけた題名 | 烏報恩 |
| 話者名 | 牧野清 |
| 話者名かな | まきのきよし |
| 生年月日 | 19100519 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 登野城 |
| 記録日 | 19750805 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | T02 登野城2 A-15 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 動物昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 宮良とうべん |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | ツクグルという鳥はコノハズクのこと,親不孝もの,烏は親孝行,親を食って飛び立つ,数も増えない,親のために餌を運ん,非常に利口な鳥で七つまで数えることができる |
| 梗概(こうがい) | 登野城のねえ宮良トウゲンサンという人この人来てないかな。今日来てないと言っとる。そうね、じゃ その人の代わりに私が話してあげることにしよう。この人から私は聞いたんです。この人の若い時分にね、 これは本土から来た人から川平のね、山の中で山仕事をしとるときに、教えられたという話しをしとりまし た。これはですね、ツクグルという鳥がおりますがね。ツクグルというのはコノハズクのことですよ。コノ ハズクのことです。これはね、この鳥がね、親不孝もので、烏は親孝行だという話なんです。なぜそういう ことになるかというとですね、このツクグルという鳥はですね、雛から育ってだんだん大きくなってね、飛 び立つころになるとね、親を食って飛び立つらしいですよ。そのためにこの鳥は親不孝者と言われ、そして のツクグルはね、数も増えないということだそうです。こところが反対にね、烏はその雛から育ってですね 、大きくなるころになるとですね、そして飛び立つころになると、親はですね、苦労して羽が抜けて飛べな くなると。そのときはね、その大きくなって飛び立った烏がね、親のために餌を運んで親に食べさせるとい うようなことでね、そのために、烏は親孝行の鳥だと。こういうふうにいわれておるというんです。烏とい うのは非常に利口な鳥で数はね、七つまで数えることができるといわれとる。 |
| 全体の記録時間数 | 1:24 |
| 物語の時間数 | 1:02 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |