神社の後継ぎがないから、人間を頼んで人間の種を入れてこれから生まれるのを自分
の後継ぎの神にするというつもりで人間に化けて来たという話なんですけど、これは宮古の話しか、宮古の
人が詳しいですよ。あとはわからんけどね、両方二人で育っておるうちに子供、女の子供がもう非常に美人
が生まれたらしい。これを大切にしてもう、位のある人の、この、お嫁さんにやろうと大切にしたところが
あの女も注意しておったけどいつのまにかこのもうお腹に現れてどんなにして、で、このお腹に入ったかわ
からんだからこれ親が説教するで、もうもう全然自分わからないである、(聞き取り不能)やにいって、た
ら、こうは、「どこどこのどこかわからんハブがもう人間に化けて金のますめを、や、宿らすために来とる
から注意しなさい。」ってあのー糸ですな、麻を繋いでいくらでも繋いでもし娘に娘にねもし来たらこの針
これ、糸に、家、針を通してまたこの(聞き取り不能)に刺してからやりなさいとこういわれたらしい。だ
からその通り娘は麻紡いでからよ、おる内に夜中紡いで一時頃やって来たらしい。来たらもう出ていくうち
に頭に刺したらしい。あ、針を足し、足していったら、あた、行って出て行ったですよ。この糸をたどって
行ったら、これも宮古の言葉に似てるけれども、宮古のハリミズ神社の話に、似とるけれども違います。こ
うたどっていったら、洞穴の中には、ハブが寝とる。はねさせて寝ておるもう非常に針は、頭刺したのが目
に刺しておる。だからこれ見てもー、あの娘もびっくりしても(聞き取り不能)から針を抜いて家に帰って
きてもう、「妊娠しとるんですが、もう、どうしたらいいんですか。」とこれまた物知りに聞いたら、「こ
れはね、三月三日の日にあのひし形の餅を作ってこの、野草を入れて作ってこれを食べて海に潮干狩りに行
きなさい。」って、「潮干狩りに行ったらこの背が割れとる背があるんですよ。これを七つ飛び越えればね
、君のお腹のあれはみなおりていくからそう飛びなさい。」と教えたらしい。これを喜んでこれを作ってち
ょうど三月三日に来たからよ、その日にあの日にこのひし形の餅を食べて背を七つあの割りを七つ越えたら
ハブの子供はどーんと海に落としたらしい。これであの三月三日由来はこれで始まったことなっております
ので。これはこれ昔、昔のころからずーっと聞いてきたんですよ。なぜ三月三日は女の節句といってこんな
に必ず浜下りせんといかんですかと私尋ねたらこんなこと聞かせ
| レコード番号 | 47O160126 |
|---|---|
| CD番号 | 47O16C008 |
| 決定題名 | 蛇婿入(方言) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 川平永美 |
| 話者名かな | かびらえいび |
| 生年月日 | 19030218 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 西表 |
| 記録日 | 19750805 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | T02 登野城2 A-04 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 親 高齢者 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 美人,ハブが人間に,麻を繋いで針を頭に刺す,洞穴の中,物知り,三月三日,ひし形の餅野草を入れ,海に潮干狩り,七つ飛び越えれ |
| 梗概(こうがい) | 神社の後継ぎがないから、人間を頼んで人間の種を入れてこれから生まれるのを自分 の後継ぎの神にするというつもりで人間に化けて来たという話なんですけど、これは宮古の話しか、宮古の 人が詳しいですよ。あとはわからんけどね、両方二人で育っておるうちに子供、女の子供がもう非常に美人 が生まれたらしい。これを大切にしてもう、位のある人の、この、お嫁さんにやろうと大切にしたところが あの女も注意しておったけどいつのまにかこのもうお腹に現れてどんなにして、で、このお腹に入ったかわ からんだからこれ親が説教するで、もうもう全然自分わからないである、(聞き取り不能)やにいって、た ら、こうは、「どこどこのどこかわからんハブがもう人間に化けて金のますめを、や、宿らすために来とる から注意しなさい。」ってあのー糸ですな、麻を繋いでいくらでも繋いでもし娘に娘にねもし来たらこの針 これ、糸に、家、針を通してまたこの(聞き取り不能)に刺してからやりなさいとこういわれたらしい。だ からその通り娘は麻紡いでからよ、おる内に夜中紡いで一時頃やって来たらしい。来たらもう出ていくうち に頭に刺したらしい。あ、針を足し、足していったら、あた、行って出て行ったですよ。この糸をたどって 行ったら、これも宮古の言葉に似てるけれども、宮古のハリミズ神社の話に、似とるけれども違います。こ うたどっていったら、洞穴の中には、ハブが寝とる。はねさせて寝ておるもう非常に針は、頭刺したのが目 に刺しておる。だからこれ見てもー、あの娘もびっくりしても(聞き取り不能)から針を抜いて家に帰って きてもう、「妊娠しとるんですが、もう、どうしたらいいんですか。」とこれまた物知りに聞いたら、「こ れはね、三月三日の日にあのひし形の餅を作ってこの、野草を入れて作ってこれを食べて海に潮干狩りに行 きなさい。」って、「潮干狩りに行ったらこの背が割れとる背があるんですよ。これを七つ飛び越えればね 、君のお腹のあれはみなおりていくからそう飛びなさい。」と教えたらしい。これを喜んでこれを作ってち ょうど三月三日に来たからよ、その日にあの日にこのひし形の餅を食べて背を七つあの割りを七つ越えたら ハブの子供はどーんと海に落としたらしい。これであの三月三日由来はこれで始まったことなっております ので。これはこれ昔、昔のころからずーっと聞いてきたんですよ。なぜ三月三日は女の節句といってこんな に必ず浜下りせんといかんですかと私尋ねたらこんなこと聞かせ |
| 全体の記録時間数 | 3:48 |
| 物語の時間数 | 3:32 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |