私らの聞いている範囲ではよ、昔、ここの小波本にある小波本御嶽(くばんとぅおたけ)のタルフアイとマルフアイと言う神様がね、稲の苗を持ってきて植えられたのが八重山での稲の始まりだとも言われているんですよ。それとね、この御嶽と大川に登野城港の西の方に大川にある大石垣御嶽(うふいしがきおたけ)って大きな石御嶽のマルフアイという女の神様は兄妹で一つらしい。その大川の大石垣御嶽(うふいしがきおたけ)をウシャギ御嶽とも言ってるんですよ。このお米を初めた小波本御嶽(くばんとぅおたけ)はね、小波本御嶽(くばんとぅおたけ)にもイヤナス御嶽にもよ、後ろと前二つあって後ろの御嶽の方が屋敷であったとかと言って、両方拝む人は両方拝んで来ますけどね、元はこの前の方の御嶽が拝みなんかするのは元だけどよ、前の拝みするまえに後ろの御嶽はね案内みたいによ、向こうちょっと挨拶して拝んできてから前の御嶽で本当のお願いするんですよ。この屋敷て言うのは神様から譲られたと言うが誰の屋敷であったかってことはないですよ。また、どこからこう神様になったかこれはわからんが、イヤナス御嶽が男で、大石垣が女じゃったんじゃないかな。その神様が稲を始められたと聞いてます。また、長らく旱魃(かんばつ)で雨が降らないときには、個人じゃなくてよ登野城字なら登野城で村をあげてね、山に登って、火焚きして、あっちから水を担いできてね、雨乞いの願いがあるんですよ。こっちの御願に運んできてね。山からね大きな、ムールと言う水を汲んで飲むのがあるから、それの大きな物に二つ、三つに担いできてよ、中に瓶を置いてこれに水を入れてね、女も男もあっちの御願のなかにいっぱいあるマーニの葉を切って巻いてよ、この瓶もマーニでぐるっと巻いて、これの葉っぱを水に浸けて水を跳ねながら、雨乞いの願いをやるんです。雨乞いの唄って言ってね、普通は歌わないけどね、唄もあるんですよ。やがて雨乞いするときは集まって練習もしますよ。そうして水を跳ねてね、雨乞いしたらよ、必ずとは決まらないけど大雨が降る場合があるんですよ。これは映画まで撮られましたよ。
| レコード番号 | 47O340896 |
|---|---|
| CD番号 | 47O34C069 |
| 決定題名 | 小波本御嶽(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 知念七郎 |
| 話者名かな | ちねんしちろう |
| 生年月日 | 19120818 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県石垣市登野城 |
| 記録日 | 19980908 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市登野城 T14 A03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 小波本御嶽,タルフアイ,マルフアイ,神様,稲の苗,八重山,始まり,大川,登野城大石垣御嶽,兄妹,ウシャギ御嶽,イヤナス御嶽,屋敷,拝み,旱魃,雨乞い,ムール,瓶を,マーニの葉,唄 |
| 梗概(こうがい) | 私らの聞いている範囲ではよ、昔、ここの小波本にある小波本御嶽(くばんとぅおたけ)のタルフアイとマルフアイと言う神様がね、稲の苗を持ってきて植えられたのが八重山での稲の始まりだとも言われているんですよ。それとね、この御嶽と大川に登野城港の西の方に大川にある大石垣御嶽(うふいしがきおたけ)って大きな石御嶽のマルフアイという女の神様は兄妹で一つらしい。その大川の大石垣御嶽(うふいしがきおたけ)をウシャギ御嶽とも言ってるんですよ。このお米を初めた小波本御嶽(くばんとぅおたけ)はね、小波本御嶽(くばんとぅおたけ)にもイヤナス御嶽にもよ、後ろと前二つあって後ろの御嶽の方が屋敷であったとかと言って、両方拝む人は両方拝んで来ますけどね、元はこの前の方の御嶽が拝みなんかするのは元だけどよ、前の拝みするまえに後ろの御嶽はね案内みたいによ、向こうちょっと挨拶して拝んできてから前の御嶽で本当のお願いするんですよ。この屋敷て言うのは神様から譲られたと言うが誰の屋敷であったかってことはないですよ。また、どこからこう神様になったかこれはわからんが、イヤナス御嶽が男で、大石垣が女じゃったんじゃないかな。その神様が稲を始められたと聞いてます。また、長らく旱魃(かんばつ)で雨が降らないときには、個人じゃなくてよ登野城字なら登野城で村をあげてね、山に登って、火焚きして、あっちから水を担いできてね、雨乞いの願いがあるんですよ。こっちの御願に運んできてね。山からね大きな、ムールと言う水を汲んで飲むのがあるから、それの大きな物に二つ、三つに担いできてよ、中に瓶を置いてこれに水を入れてね、女も男もあっちの御願のなかにいっぱいあるマーニの葉を切って巻いてよ、この瓶もマーニでぐるっと巻いて、これの葉っぱを水に浸けて水を跳ねながら、雨乞いの願いをやるんです。雨乞いの唄って言ってね、普通は歌わないけどね、唄もあるんですよ。やがて雨乞いするときは集まって練習もしますよ。そうして水を跳ねてね、雨乞いしたらよ、必ずとは決まらないけど大雨が降る場合があるんですよ。これは映画まで撮られましたよ。 |
| 全体の記録時間数 | 6:25 |
| 物語の時間数 | 2:37 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |