伊波門中の祖先は、南風原の宮城と言う字の人である。天女とある百姓が夫婦になり、生まれたのが大黒子である。天女は、男と女の子二人を産んで、着物を取って逃げた。羽衣のいなくなった所で、クマロ-クマロ-(ここだよ、ここだよ。)と言った為、音が変化して、クバロ-となって、羽衣の墓としてある。羽衣の墓があるのは、与那原である。その子孫で十代目の次男、伊波子(イファマシ-)が分家し、その長男が、謝名真徳(ジャナマタク-)と言う人で、この人がここの字(大山)は謝名具志川(ジャナグシカ-)と言う名であったが、ここは良い所だ。本土の大山に似ていると言う事で大山をつけた。謝名マタク-は武勇に優れていた。白い馬に乗って、北谷馬場(チャタンマ-イ)に行って、帰りには妹達がご馳走を作って、ウガンヌヒラ-(大山にある)に待っていた。アラナキ川で馬を浴びせた。その上にウガンマヒラはある。そこで3月3日には、謝名マタク-の祭りをする。伊波門中では、謝名マタク-が白い馬に乗っていた為、白い馬は飼わなかった。又、謝名マタク-の子孫は侍であった。侍の時、女の名前も漢字で書いていたが、百姓になってか、平仮名で書くようになった。
| レコード番号 | 47O440096 |
|---|---|
| CD番号 | 47O44C003 |
| 決定題名 | 伊波門中の由来(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 伊波門中の由来 |
| 話者名 | 宮城ウト |
| 話者名かな | みやぎうと |
| 生年月日 | 19120910 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 宜野湾市大山 |
| 記録日 | 19780815 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 宜野湾T14B11 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 民俗 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 姑から聞いた。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 伊波門中の祖先,南風原の宮城,天女,百姓 |
| 梗概(こうがい) | 伊波門中の祖先は、南風原の宮城と言う字の人である。天女とある百姓が夫婦になり、生まれたのが大黒子である。天女は、男と女の子二人を産んで、着物を取って逃げた。羽衣のいなくなった所で、クマロ-クマロ-(ここだよ、ここだよ。)と言った為、音が変化して、クバロ-となって、羽衣の墓としてある。羽衣の墓があるのは、与那原である。その子孫で十代目の次男、伊波子(イファマシ-)が分家し、その長男が、謝名真徳(ジャナマタク-)と言う人で、この人がここの字(大山)は謝名具志川(ジャナグシカ-)と言う名であったが、ここは良い所だ。本土の大山に似ていると言う事で大山をつけた。謝名マタク-は武勇に優れていた。白い馬に乗って、北谷馬場(チャタンマ-イ)に行って、帰りには妹達がご馳走を作って、ウガンヌヒラ-(大山にある)に待っていた。アラナキ川で馬を浴びせた。その上にウガンマヒラはある。そこで3月3日には、謝名マタク-の祭りをする。伊波門中では、謝名マタク-が白い馬に乗っていた為、白い馬は飼わなかった。又、謝名マタク-の子孫は侍であった。侍の時、女の名前も漢字で書いていたが、百姓になってか、平仮名で書くようになった。 |
| 全体の記録時間数 | 5:03 |
| 物語の時間数 | 4:27 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |