大歳の客(シマグチ)

概要

大晦日に旅人がる村まで来ると、日が暮れてしまった。それで、「この家は大きくて金持ちだから、ここで泊めてもらおう」と、その村の金持ちの家に泊めてくれとお願いしたが、「このような日に私達は他人を泊めることはできない。家族の食べる分のご馳走を作ってあるので、他人に食べさせるのは準備してないから断る」と言った。すると、次の家は汚い家であったが、日が暮れてしまっているので、是非泊まらないといけないと訪ねて行くと、「このような小さい家であるが、旅人の人でどこにも泊まる所がないのなら汚い所であるが泊まって下さい」と言った。旅人が、「あなたたちは大晦日であるがどのようにして夕飯を準備してあるのか」と言ったので、「もう何も買うお金もない、着るものもないので湯を沸かしてこれでお粥でも作って食べようと思っている」と言うと、「それでは湯を沸かしてあるのか」「いいえ、まだ沸かしてない、今から沸かそうと思っていた」と言うと、「それではシンメーナービに湯をいっぱい沸かして私が言うようにしなさい」というので、「それではあなたの言うとおりにしよう」と、シンメーナービに湯をいっぱい沸かすと旅人は少しの薬を落とすと、肉ができたり、御飯ができたり、ご馳走ができたりして、それで正月をした。それから「これで着物を買いなさい」と、神様からお金をもらって子供たちを喜ばせた。

再生時間:2:35

民話詳細DATA

レコード番号 47O417976
CD番号 47O41C398
決定題名 大歳の客(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 知花幸至
話者名かな ちばなこうし
生年月日 19100624
性別
出身地 宜野湾市嘉数
記録日 19801220
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 宜野湾T37A02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 大晦日,旅人,金持ち,汚い家,湯,シンメーナービ,薬,神様
梗概(こうがい) 大晦日に旅人がる村まで来ると、日が暮れてしまった。それで、「この家は大きくて金持ちだから、ここで泊めてもらおう」と、その村の金持ちの家に泊めてくれとお願いしたが、「このような日に私達は他人を泊めることはできない。家族の食べる分のご馳走を作ってあるので、他人に食べさせるのは準備してないから断る」と言った。すると、次の家は汚い家であったが、日が暮れてしまっているので、是非泊まらないといけないと訪ねて行くと、「このような小さい家であるが、旅人の人でどこにも泊まる所がないのなら汚い所であるが泊まって下さい」と言った。旅人が、「あなたたちは大晦日であるがどのようにして夕飯を準備してあるのか」と言ったので、「もう何も買うお金もない、着るものもないので湯を沸かしてこれでお粥でも作って食べようと思っている」と言うと、「それでは湯を沸かしてあるのか」「いいえ、まだ沸かしてない、今から沸かそうと思っていた」と言うと、「それではシンメーナービに湯をいっぱい沸かして私が言うようにしなさい」というので、「それではあなたの言うとおりにしよう」と、シンメーナービに湯をいっぱい沸かすと旅人は少しの薬を落とすと、肉ができたり、御飯ができたり、ご馳走ができたりして、それで正月をした。それから「これで着物を買いなさい」と、神様からお金をもらって子供たちを喜ばせた。
全体の記録時間数 2:46
物語の時間数 2:35
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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