首里に若夫婦がいた。妻がとっても美人で、夫が重病になったので、「お前は美人だから残しては死ねない」と嫌味を言うと、「私は証を立ててあげるから見なさい」と言って、鼻を剃ってしまう。しかし、その後男は元気になり、「お前は鼻もないし見られたもんじゃない」と言って、那覇の辻に行って女を連れて来て嫌がらせをした。それに妻も殺してしまった。すると、その霊は法事もやってくれないので、毎夜出て来た。これではいけないと五寸釘を足と棺桶に打ち付けた。それで立って歩けないから、助けてもらおうと逆立ちして毎夜出てきた。やっと池城の侍にお守りと釘を打ってもらい仇を取った。その御礼に鯉を三匹やり、三匹とも満足に育ったら三代栄えると言った。今の山川の下にある池城殿内の中で育てたが、一匹が死んだ。それで池城殿内は二代でつぶれた。これが逆立ち幽霊の由来である。
| レコード番号 | 47O417945 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C396 |
| 決定題名 | 逆立ち幽霊(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 逆立ち幽霊 |
| 話者名 | 新垣恒和 |
| 話者名かな | あらかきこうわ |
| 生年月日 | 19030202 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 那覇市首里 |
| 記録日 | 19801214 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 宜野湾T36A03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 首里に若夫婦,妻が美人,夫が重病,鼻を剃った,那覇の辻,五寸釘,棺桶,池城の侍,逆立ち幽霊 |
| 梗概(こうがい) | 首里に若夫婦がいた。妻がとっても美人で、夫が重病になったので、「お前は美人だから残しては死ねない」と嫌味を言うと、「私は証を立ててあげるから見なさい」と言って、鼻を剃ってしまう。しかし、その後男は元気になり、「お前は鼻もないし見られたもんじゃない」と言って、那覇の辻に行って女を連れて来て嫌がらせをした。それに妻も殺してしまった。すると、その霊は法事もやってくれないので、毎夜出て来た。これではいけないと五寸釘を足と棺桶に打ち付けた。それで立って歩けないから、助けてもらおうと逆立ちして毎夜出てきた。やっと池城の侍にお守りと釘を打ってもらい仇を取った。その御礼に鯉を三匹やり、三匹とも満足に育ったら三代栄えると言った。今の山川の下にある池城殿内の中で育てたが、一匹が死んだ。それで池城殿内は二代でつぶれた。これが逆立ち幽霊の由来である。 |
| 全体の記録時間数 | 4:00 |
| 物語の時間数 | 3:42 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |