モーイ親方のお父さんが摂政三司官にあったときに、薩摩の国から問題事がきて、問題事というのは雄鶏の卵、それから西森、それからもう一つは灰綱それが灰で作った綱を、その三つを持ってこいという問題があったんです。それを摂政三司官の親たちがどういうふうにして成し遂げて行くかと吟味しているときに、親たちが非常に苦労しているのを見て「これは、私がやるから私にやらしてくれ。」「おまえのような幼稚な、そんなもの出来るか。。」いうて叱られた。「私が出来るから行ってくる。」いうて言ったそうです。そこに行ったら「何でお父さんは来ないか。。」と言った。「お父さんは産もよおししているから、来ることは出来ない。。」「おまえは馬鹿か、男が子供を産むのか。。」と叱られたら、「なんであなた方は雄鶏の卵持ってこいと言うか。。」と、それでー問題は済まして、又、二の問題は西森(にしむい)といって首里にあるからね、これを持ってこいといったら「沖縄の小国にはそれをしくショベルもないし、それからそれを運搬する船もないから内地の方からその船を持ってきたらたやすく持っていきます。。」そういったからそれも一つ済まして。そして灰綱といったら綱を持ってきて焼いてそのまま置いたら綱になるから、それを持って来て、見せたら、もう灰の縄だから、それで三つの問題を成し遂げたそうです。そうして、その後このような人間を沖縄においては、沖縄にもいるねーと思って珍しく考えて、それから薩摩に呼ばれて何もかもやって後はこれを殺すと言ってやったが、琴を弾いていたらモーイ親方は、それで切りかかった時に琴ではずして勝っていたようです。
| レコード番号 | 47O417823 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C391 |
| 決定題名 | モーイ親方 殿様の難題 琴の太刀受け(共通語) |
| 話者がつけた題名 | モーイ親方 殿様の難題 |
| 話者名 | 仲村春栄 |
| 話者名かな | なかむらしゅんえい |
| 生年月日 | 19001201 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 宜野湾市 |
| 記録日 | 19800713 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 宜野湾T32A14 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 笑話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | モーイ親方のお父さん,摂政三司官,薩摩の国,問題,雄鶏の卵,西森,灰綱,琴 |
| 梗概(こうがい) | モーイ親方のお父さんが摂政三司官にあったときに、薩摩の国から問題事がきて、問題事というのは雄鶏の卵、それから西森、それからもう一つは灰綱それが灰で作った綱を、その三つを持ってこいという問題があったんです。それを摂政三司官の親たちがどういうふうにして成し遂げて行くかと吟味しているときに、親たちが非常に苦労しているのを見て「これは、私がやるから私にやらしてくれ。」「おまえのような幼稚な、そんなもの出来るか。。」いうて叱られた。「私が出来るから行ってくる。」いうて言ったそうです。そこに行ったら「何でお父さんは来ないか。。」と言った。「お父さんは産もよおししているから、来ることは出来ない。。」「おまえは馬鹿か、男が子供を産むのか。。」と叱られたら、「なんであなた方は雄鶏の卵持ってこいと言うか。。」と、それでー問題は済まして、又、二の問題は西森(にしむい)といって首里にあるからね、これを持ってこいといったら「沖縄の小国にはそれをしくショベルもないし、それからそれを運搬する船もないから内地の方からその船を持ってきたらたやすく持っていきます。。」そういったからそれも一つ済まして。そして灰綱といったら綱を持ってきて焼いてそのまま置いたら綱になるから、それを持って来て、見せたら、もう灰の縄だから、それで三つの問題を成し遂げたそうです。そうして、その後このような人間を沖縄においては、沖縄にもいるねーと思って珍しく考えて、それから薩摩に呼ばれて何もかもやって後はこれを殺すと言ってやったが、琴を弾いていたらモーイ親方は、それで切りかかった時に琴ではずして勝っていたようです。 |
| 全体の記録時間数 | 5:25 |
| 物語の時間数 | 5:02 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |