兄弟の仲直り(シマグチ)

概要

兄弟だが仲が悪く話し合いもなく、友達とばかり仲よくしていた。この人の畑が屋良ムルチの側にあって、その畑の作物が毎夜荒らされていた。それで、これは盗人の仕業だからこらしめてやろうと待っていた。すると、毎夜中頃、そろそろと出て来て畑を荒らしている。「今日は殺してやる、私に見られたな。毎晩、毎晩、私の畑を荒らしたな」と言って殴った。それはウナギであったが、あまりにも大きいので人間だと思い、友達には言えずに兄の所に行く。そして、「兄さん、毎晩畑を荒らすのがいたので、今日は待っていたら出て来たので殺してしまった。どうしたらよいんだ」と話す。そして二人で翌日行って確かめてみると、大ウナギであった。だからどんなに仲の悪い兄弟であっても、こんな大事なことになると肉親には相談できるが、友達には相談できないといわれる。

再生時間:2:05

民話詳細DATA

レコード番号 47O417463
CD番号 47O41C378
決定題名 兄弟の仲直り(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 佐喜真カマド
話者名かな さきまかまど
生年月日 19000520
性別
出身地 宜野湾市愛知
記録日 19800228
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 宜野湾T22B16
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 仲が悪い,友達,屋良ムルチ,盗人,ウナギ
梗概(こうがい) 兄弟だが仲が悪く話し合いもなく、友達とばかり仲よくしていた。この人の畑が屋良ムルチの側にあって、その畑の作物が毎夜荒らされていた。それで、これは盗人の仕業だからこらしめてやろうと待っていた。すると、毎夜中頃、そろそろと出て来て畑を荒らしている。「今日は殺してやる、私に見られたな。毎晩、毎晩、私の畑を荒らしたな」と言って殴った。それはウナギであったが、あまりにも大きいので人間だと思い、友達には言えずに兄の所に行く。そして、「兄さん、毎晩畑を荒らすのがいたので、今日は待っていたら出て来たので殺してしまった。どうしたらよいんだ」と話す。そして二人で翌日行って確かめてみると、大ウナギであった。だからどんなに仲の悪い兄弟であっても、こんな大事なことになると肉親には相談できるが、友達には相談できないといわれる。
全体の記録時間数 2:12
物語の時間数 2:05
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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