昔は、豆腐を作るにも何を作るにも海の潮を汲んで来た。ある女が潮を頭に載せて来る途中、海の側のアダン木が燃えていた。女は危ないと思って頭に載せていた潮をかけて火を消してあげた。それでもう一度潮を汲んで来て家に帰った。翌日、子供を連れていも掘りに出かける。子供は着物を脱いで被せて寝かせて芋を掘っていると、子供が泣いたが、芋を掘らなければいけないので、泣くままにしておいた。すると、その子が眠ってしまい泣かなくなる。どうしたのだろうと思って親が急いで側に行くと、ハブが巻いて尾で子供の背中を叩いている。親がびっくりすると、ハブが「私は昨日、焼き死にするところをあなたに助けられたので、泣いているこの子を私がすかせてやったのだよ、心配するな、この子には触らないよ」と言った。ハブは神様だといわれている。また、三人で歩いていて尾を踏んでも咬まないこともあり、運がない人が咬まれるという。
| レコード番号 | 47O417456 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C378 |
| 決定題名 | ハブ報恩(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 佐喜真カマド |
| 話者名かな | さきまかまど |
| 生年月日 | 19000520 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 宜野湾市愛知 |
| 記録日 | 19800228 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 宜野湾T22B09 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 海の潮,アダン木が燃えていた,いも掘り,子供,ハブ |
| 梗概(こうがい) | 昔は、豆腐を作るにも何を作るにも海の潮を汲んで来た。ある女が潮を頭に載せて来る途中、海の側のアダン木が燃えていた。女は危ないと思って頭に載せていた潮をかけて火を消してあげた。それでもう一度潮を汲んで来て家に帰った。翌日、子供を連れていも掘りに出かける。子供は着物を脱いで被せて寝かせて芋を掘っていると、子供が泣いたが、芋を掘らなければいけないので、泣くままにしておいた。すると、その子が眠ってしまい泣かなくなる。どうしたのだろうと思って親が急いで側に行くと、ハブが巻いて尾で子供の背中を叩いている。親がびっくりすると、ハブが「私は昨日、焼き死にするところをあなたに助けられたので、泣いているこの子を私がすかせてやったのだよ、心配するな、この子には触らないよ」と言った。ハブは神様だといわれている。また、三人で歩いていて尾を踏んでも咬まないこともあり、運がない人が咬まれるという。 |
| 全体の記録時間数 | 2:04 |
| 物語の時間数 | 2:04 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |