首里と中城の人が結婚することになった。中城は結婚式なので大きな家を造るといって、大工を使っていた。阿麻和利が悪巧みをして首里へ行き嘘をついた。「中城はあなた達に戦を寄せるといって、鍛冶屋を頼んで戦道具を作らせている」と言った。首里は合点がいかないと言って使いをよこした。この使いに「見て来い」と言ったのだが、これも大した者ではなかったので、ヌラキバンタという処から中城が見えるので、そこに行った。そして、家を建ててている音を聞いて、本当に戦道具を作らせていると思い、そう伝えた。それではこちらもそのような考えをしなければならないといって、首里城の軍はヌラキバンタという処に戦を寄せた。中城の護佐丸はそれを見て、ここは祝いだからと言って家を作っているのに戦を寄せて来るかと言った。中城は戦の準備をしてないので、負けるよりほかなかった。護佐丸は妻子を殺して自分も遺書を書いて切腹したのだが、生まれてまもない男の子だけは刀を振り下ろそうとすると笑ったので殺すことができなかった。そして、乳母がやって来て、その子を抱いて裏の崖から飛び降りた。幸いにそこに山蔓があったので、そこに落ちて命は助かった。その子はそこからはい出して那覇の国吉ヌヒャーという処に行って育った。そして、按司になった。護佐丸の切腹した後、遺書を見てみると、理由が書いてあった。首里はそれを見て阿麻和利の悪巧みを知り、阿麻和利を退治した。
| レコード番号 | 47O417425 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C377 |
| 決定題名 | 阿麻和利 謀反(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 護佐丸の話 |
| 話者名 | 佐喜真ヨシ |
| 話者名かな | さきまよし |
| 生年月日 | 19180318 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 宜野湾市神山 |
| 記録日 | 19800228 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 宜野湾T22A05 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 父から聞いた。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 首里,中城,阿麻和利が悪巧み,戦,鍛冶屋,護佐丸,国吉ヌヒャー |
| 梗概(こうがい) | 首里と中城の人が結婚することになった。中城は結婚式なので大きな家を造るといって、大工を使っていた。阿麻和利が悪巧みをして首里へ行き嘘をついた。「中城はあなた達に戦を寄せるといって、鍛冶屋を頼んで戦道具を作らせている」と言った。首里は合点がいかないと言って使いをよこした。この使いに「見て来い」と言ったのだが、これも大した者ではなかったので、ヌラキバンタという処から中城が見えるので、そこに行った。そして、家を建ててている音を聞いて、本当に戦道具を作らせていると思い、そう伝えた。それではこちらもそのような考えをしなければならないといって、首里城の軍はヌラキバンタという処に戦を寄せた。中城の護佐丸はそれを見て、ここは祝いだからと言って家を作っているのに戦を寄せて来るかと言った。中城は戦の準備をしてないので、負けるよりほかなかった。護佐丸は妻子を殺して自分も遺書を書いて切腹したのだが、生まれてまもない男の子だけは刀を振り下ろそうとすると笑ったので殺すことができなかった。そして、乳母がやって来て、その子を抱いて裏の崖から飛び降りた。幸いにそこに山蔓があったので、そこに落ちて命は助かった。その子はそこからはい出して那覇の国吉ヌヒャーという処に行って育った。そして、按司になった。護佐丸の切腹した後、遺書を見てみると、理由が書いてあった。首里はそれを見て阿麻和利の悪巧みを知り、阿麻和利を退治した。 |
| 全体の記録時間数 | 4:16 |
| 物語の時間数 | 4:11 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |