運玉義留と油喰い坊主が組む。運玉義留は油喰い坊主は知恵があるかどうか見ようと、タマビンに油を取って来るようにいう。油喰い坊主はタマビンと布切れを持てチキ、あそこでもここでも油を買おうと言っては、布切れに油を浸し、油は買わずに布切れの油を絞ってビンに入れた。そうやって集めた油を運玉義留に差し出し、知恵のあるところを見せた。そうしてまた、ある時、着物を盗みに入る。油喰い坊主は着物を多く盗みだして隠しておいた。もう一度押入れに盗みに入った時、運玉義留が押入れのカギをかけてしまい出られなくなる。押入れの中でガサゴソしていたら、その家の主がネズミだと思って戸を開けた。そのすきにパッと抜け出し、油喰い坊主と運玉義留が調べてみると、さて盗んだはずの着物が少ししかない。それを聞いて油喰い坊主も私は何十枚も盗みだしたのにあるのはたったこれだけかと答えた。この油喰い坊主は相当知恵があったのである。運玉義留は不思議に思ってタマビンを持ち盗みに入った家へ行った。そうしてその家の前でタマビンを叩き割り泣き真似をすると、家の人が出て来てどうしたのかと聞く。油ビンを割ってしまって泣いていると言うと、その人がタマビンを割ったくらいで泣くのか、家は昨夜着物をたくさん盗まれてしまったよと言う。油喰い坊主は運玉義留に嘘をついていたのである。
| レコード番号 | 47O417390 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C376 |
| 決定題名 | 運玉義留と油喰い坊主(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 油喰ぇーボージャーと運玉義留 |
| 話者名 | 伊波ウシ |
| 話者名かな | いはうし |
| 生年月日 | 91歳 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 宜野湾市真志喜 |
| 記録日 | 19800226 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 宜野湾T21A07 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 運玉義留,油喰い坊主,知恵,タマビンに油,布切れ,着物を盗みに |
| 梗概(こうがい) | 運玉義留と油喰い坊主が組む。運玉義留は油喰い坊主は知恵があるかどうか見ようと、タマビンに油を取って来るようにいう。油喰い坊主はタマビンと布切れを持てチキ、あそこでもここでも油を買おうと言っては、布切れに油を浸し、油は買わずに布切れの油を絞ってビンに入れた。そうやって集めた油を運玉義留に差し出し、知恵のあるところを見せた。そうしてまた、ある時、着物を盗みに入る。油喰い坊主は着物を多く盗みだして隠しておいた。もう一度押入れに盗みに入った時、運玉義留が押入れのカギをかけてしまい出られなくなる。押入れの中でガサゴソしていたら、その家の主がネズミだと思って戸を開けた。そのすきにパッと抜け出し、油喰い坊主と運玉義留が調べてみると、さて盗んだはずの着物が少ししかない。それを聞いて油喰い坊主も私は何十枚も盗みだしたのにあるのはたったこれだけかと答えた。この油喰い坊主は相当知恵があったのである。運玉義留は不思議に思ってタマビンを持ち盗みに入った家へ行った。そうしてその家の前でタマビンを叩き割り泣き真似をすると、家の人が出て来てどうしたのかと聞く。油ビンを割ってしまって泣いていると言うと、その人がタマビンを割ったくらいで泣くのか、家は昨夜着物をたくさん盗まれてしまったよと言う。油喰い坊主は運玉義留に嘘をついていたのである。 |
| 全体の記録時間数 | 4:37 |
| 物語の時間数 | 4:29 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |