昔、長柵に三軒の屋敷があったそうだ。ここの一軒のお婆さんは若い頃から猫を飼っていた。お婆さんは目が不自由だったので着物を縫う人を頼むと、猫がその人のひじをかんだので猫を殴ると、その猫はそこで死んだ。そも猫は長柵で化けて出て、男が来ると女に化け、女が来ると男に化けて人をだました。そこで唐から偉い人がきて「どうにかしなければ」と思い、今度は松に下げた。そして「北の風が吹くと北風ガッパイ南風が吹くと南風にガッパイ」といって御香をたいて後生から迷いでてくるなと拝んだ。長柵の青鳴き猫とはこの話だよ。猫はそれから木につるすようになったそうだ。
| レコード番号 | 47O417366 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C375 |
| 決定題名 | 我如古の化け猫(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 伊波徳一 |
| 話者名かな | いはとくいち |
| 生年月日 | 18940505 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 宜野湾市我如古 |
| 記録日 | 19800226 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 宜野湾T20B14 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 親から聞いた。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 長柵に三軒の屋敷,お婆さん,猫,化ける |
| 梗概(こうがい) | 昔、長柵に三軒の屋敷があったそうだ。ここの一軒のお婆さんは若い頃から猫を飼っていた。お婆さんは目が不自由だったので着物を縫う人を頼むと、猫がその人のひじをかんだので猫を殴ると、その猫はそこで死んだ。そも猫は長柵で化けて出て、男が来ると女に化け、女が来ると男に化けて人をだました。そこで唐から偉い人がきて「どうにかしなければ」と思い、今度は松に下げた。そして「北の風が吹くと北風ガッパイ南風が吹くと南風にガッパイ」といって御香をたいて後生から迷いでてくるなと拝んだ。長柵の青鳴き猫とはこの話だよ。猫はそれから木につるすようになったそうだ。 |
| 全体の記録時間数 | 0:59 |
| 物語の時間数 | 0:59 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |