猿長者(共通語混)

概要

夜、神様が通って、遅くなったのである金持ちの家に泊めてもらいに行くと、「知らない人は、泊めない。」と断られたので、それでは仕方がないと貧乏のおじいさんとおばあさんのいる家に行った。「泊めてください。」というと「こんな家で良かったら泊まって下さい。」と泊めた。泊めると、(神様が)「おじいさんとおばあさんは何がほしいのか、金がほしいか」ときいたので、「何もほしくない、私達は若返りたい。」といった。それで、その人が「お湯を沸かしなさい」といったので、そのとおりにすると、その中に薬を入れて、ふろに入らせて、若返らせた。となりの金持ちは、朝起きてみるととなりのおじいさんとおばあさんが若返っているので、「何故このように若返っているのか。」とたずねたので「夕べの人が泊めると『何がほしいのか』ときいたので『何もほしくない。私たちは若返りたい』というと、おふろに入れて、こんなに若くしてもらった。」ときくと「私たちもとなりのおじいさんたちと同じように、若くなりたい。」と言ったそうだ。「そうか、そうか、あなたたちもそれでいいのか、それではお湯を沸かしなさい。」といい、湯を沸かさせて、家の人みんなをふろに入れさせる。すると家族全員猿になって山に出て行った。(そこで)「あなたたちは、この家に住みなさい。」と貧しいおじいさんおばあさんを住まわせた。が「家をかえせ!」と庭に攻撃してくるので、(神様に)相談すると、庭に石を焼いておけば必ずその石の上に座るということで、猿は、その焼けた石に座ったので尻が焼けて赤くなった。それからこの家にはこなかったそうだ。

再生時間:3:33

民話詳細DATA

レコード番号 47O417256
CD番号 47O41C372
決定題名 猿長者(共通語混)
話者がつけた題名
話者名 天久マス
話者名かな あめくます
生年月日 19091211
性別
出身地 宜野湾市大謝名
記録日 19780816
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 宜野湾T18A12
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 神様,金持ち,貧乏,若返りたい,猿,尻が焼けた
梗概(こうがい) 夜、神様が通って、遅くなったのである金持ちの家に泊めてもらいに行くと、「知らない人は、泊めない。」と断られたので、それでは仕方がないと貧乏のおじいさんとおばあさんのいる家に行った。「泊めてください。」というと「こんな家で良かったら泊まって下さい。」と泊めた。泊めると、(神様が)「おじいさんとおばあさんは何がほしいのか、金がほしいか」ときいたので、「何もほしくない、私達は若返りたい。」といった。それで、その人が「お湯を沸かしなさい」といったので、そのとおりにすると、その中に薬を入れて、ふろに入らせて、若返らせた。となりの金持ちは、朝起きてみるととなりのおじいさんとおばあさんが若返っているので、「何故このように若返っているのか。」とたずねたので「夕べの人が泊めると『何がほしいのか』ときいたので『何もほしくない。私たちは若返りたい』というと、おふろに入れて、こんなに若くしてもらった。」ときくと「私たちもとなりのおじいさんたちと同じように、若くなりたい。」と言ったそうだ。「そうか、そうか、あなたたちもそれでいいのか、それではお湯を沸かしなさい。」といい、湯を沸かさせて、家の人みんなをふろに入れさせる。すると家族全員猿になって山に出て行った。(そこで)「あなたたちは、この家に住みなさい。」と貧しいおじいさんおばあさんを住まわせた。が「家をかえせ!」と庭に攻撃してくるので、(神様に)相談すると、庭に石を焼いておけば必ずその石の上に座るということで、猿は、その焼けた石に座ったので尻が焼けて赤くなった。それからこの家にはこなかったそうだ。
全体の記録時間数 4:04
物語の時間数 3:33
言語識別 混在
音源の質
テープ番号
予備項目1

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