片方は金持ち、片方は貧乏人であった。貧乏人は何もないから火正月をしようねと言って、火を燃やしていた。片方の金持ちは貧乏人を可哀そうとも思わない悪魔であった。天から神様が降りて来て、貧乏人の所で鍋をつけなさいと言った。すると、片方はご飯になり、片方は肉になり、片方は野菜になって、鍋一つにこれだけのものができた。そして、着物や金も与えて金持ちにした。隣の人が、「どうしてお前たちは一晩でこのようにできたのか」と尋ねた。訳を話すと、自分達も真似をしようとした。神が湯を沸かして浴びなさいと言ったので、貧乏人は浴びると17、8歳の若者になった。しかし、金持ちは真似をして猿や鳥になった。それで、神様がこの家はお前たちが貰いなさいと言ったので、そのウ家に入った。すると、「私の家に入って、私の家を返せ」と言ってきた。それで、尻を焼かれて赤尻になった。
| レコード番号 | 47O417195 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C371 |
| 決定題名 | 猿長者(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 名嘉真カメ |
| 話者名かな | なかまかめ |
| 生年月日 | 88歳 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 宜野湾市伊佐 |
| 記録日 | 19780813 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 宜野湾T12B12 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | お爺さんから聞いた。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 金持ち,貧乏人,火正月,神様,鍋,湯,若者,猿,赤尻 |
| 梗概(こうがい) | 片方は金持ち、片方は貧乏人であった。貧乏人は何もないから火正月をしようねと言って、火を燃やしていた。片方の金持ちは貧乏人を可哀そうとも思わない悪魔であった。天から神様が降りて来て、貧乏人の所で鍋をつけなさいと言った。すると、片方はご飯になり、片方は肉になり、片方は野菜になって、鍋一つにこれだけのものができた。そして、着物や金も与えて金持ちにした。隣の人が、「どうしてお前たちは一晩でこのようにできたのか」と尋ねた。訳を話すと、自分達も真似をしようとした。神が湯を沸かして浴びなさいと言ったので、貧乏人は浴びると17、8歳の若者になった。しかし、金持ちは真似をして猿や鳥になった。それで、神様がこの家はお前たちが貰いなさいと言ったので、そのウ家に入った。すると、「私の家に入って、私の家を返せ」と言ってきた。それで、尻を焼かれて赤尻になった。 |
| 全体の記録時間数 | 2:25 |
| 物語の時間数 | 2:17 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |