北谷王子と黒金座主(共通語)

概要

北谷王子は王子といっても次男である。昔、黒金座主という忍術を使う坊主がいた。支那から三世相も習って来ていたので、三世相を見てもらう若い女を騙して悪いことをやっていたらしい。三世相がそれを聞いて、試しに自分の妻とアンマーを三世相を見に行かせた。すると、そのうちに雨がやむから少し休んで行きなさいと騙されてしまった。妻の髪が乱れていることから、やはりやられたことが分かり、恥だからと妻を親元に帰した。北谷王子は黒金座主を退治しようと決心し、二人とも碁が強いので、碁で勝負することになり、北谷王子が負ければカタカシラ、黒金座主が負ければ耳を切られることになった。北谷王子が強いものだから、黒金座主は扇を立てて術をかけて逃げようとした。北谷王子はすぐに気付いて座主の耳を切った。座主は死ぬ時、「お前の子孫は皆殺しにしてやる」と言った。その後、北谷王子の家の周りに枯骨になって化けて来たそうだ。そして、子供が生まれても皆殺しにしてしまう。長男が生まれても殺されてしまうので、「大女が生まれた」と言ったので、その後からは男は殺されずにすんだ。「大村殿内の門なかい 耳切り坊主が立っちょーんどー」という子守唄もある。

再生時間:6:51

民話詳細DATA

レコード番号 47O417184
CD番号 47O41C371
決定題名 北谷王子と黒金座主(共通語)
話者がつけた題名 北谷王子と黒金座主
話者名 豊永盛三
話者名かな とよながせいぞう
生年月日 19100918
性別
出身地 宜野湾市伊佐
記録日 19780813
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 宜野湾T12B01
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 北谷王子,黒金座主,忍術,坊主,三世相,女を騙した,カタカシラ,耳を切る,大女
梗概(こうがい) 北谷王子は王子といっても次男である。昔、黒金座主という忍術を使う坊主がいた。支那から三世相も習って来ていたので、三世相を見てもらう若い女を騙して悪いことをやっていたらしい。三世相がそれを聞いて、試しに自分の妻とアンマーを三世相を見に行かせた。すると、そのうちに雨がやむから少し休んで行きなさいと騙されてしまった。妻の髪が乱れていることから、やはりやられたことが分かり、恥だからと妻を親元に帰した。北谷王子は黒金座主を退治しようと決心し、二人とも碁が強いので、碁で勝負することになり、北谷王子が負ければカタカシラ、黒金座主が負ければ耳を切られることになった。北谷王子が強いものだから、黒金座主は扇を立てて術をかけて逃げようとした。北谷王子はすぐに気付いて座主の耳を切った。座主は死ぬ時、「お前の子孫は皆殺しにしてやる」と言った。その後、北谷王子の家の周りに枯骨になって化けて来たそうだ。そして、子供が生まれても皆殺しにしてしまう。長男が生まれても殺されてしまうので、「大女が生まれた」と言ったので、その後からは男は殺されずにすんだ。「大村殿内の門なかい 耳切り坊主が立っちょーんどー」という子守唄もある。
全体の記録時間数 7:36
物語の時間数 6:51
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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