城間仲がいつまでも栄えているのは、ある泊の子持ちの貧乏者が大晦日に城間仲の天井に上がっていた。その主人はそれを見ていたらしい。それで、今日の夕飯は早く支度して、そしてもう一人分多く作りなさいと妻に言い、「天井の兄さん降りて来なさい。あなたは何をしにここへ来たのか」と言った。すると、「子供が多くて、正月に年を越す肉がない」と言った。昔は、正月は肉で年を越していたらしい。「それで、あなたの家から肉を盗みに来ました」と言った。城間仲は夕飯を食べさせて年を越させ、肉を包んであげた。そして、下男に後をつけさせた。その男が家に着くと、子供達が「肉を取って来ましたか、お父さん」と言うと、「城間仲はいつまでも栄えることだろう。自分達のような貧乏者に肉を持たせてくれた」と言った。下男は、そのことを主人に報告した。それで、城間仲はいつまでも栄えているという話を聞かされた。
| レコード番号 | 47O416991 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C365 |
| 決定題名 | 城間仲(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 城間仲 |
| 話者名 | 安里良朝 |
| 話者名かな | あさとりょうちょう |
| 生年月日 | 19050103 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 宜野湾市普天間 |
| 記録日 | 19780811 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 宜野湾T07A04 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 子供の頃、大晦日に父親から聞いた。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 城間仲,貧乏者,大晦日,天井,年を越す肉 |
| 梗概(こうがい) | 城間仲がいつまでも栄えているのは、ある泊の子持ちの貧乏者が大晦日に城間仲の天井に上がっていた。その主人はそれを見ていたらしい。それで、今日の夕飯は早く支度して、そしてもう一人分多く作りなさいと妻に言い、「天井の兄さん降りて来なさい。あなたは何をしにここへ来たのか」と言った。すると、「子供が多くて、正月に年を越す肉がない」と言った。昔は、正月は肉で年を越していたらしい。「それで、あなたの家から肉を盗みに来ました」と言った。城間仲は夕飯を食べさせて年を越させ、肉を包んであげた。そして、下男に後をつけさせた。その男が家に着くと、子供達が「肉を取って来ましたか、お父さん」と言うと、「城間仲はいつまでも栄えることだろう。自分達のような貧乏者に肉を持たせてくれた」と言った。下男は、そのことを主人に報告した。それで、城間仲はいつまでも栄えているという話を聞かされた。 |
| 全体の記録時間数 | 1:09 |
| 物語の時間数 | 0:54 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |