首里のスンガーの伊野波殿内のモーイは一見見るととぼけて普通の人ではないような格好をして、頭もボサボサであった。が、実は人に知れない勉強家であった。日中は闘鶏を持って遊んでいたので、周囲から「氏族の子なのに勉強もしないで遊んでばかりいる」と、馬鹿にされていた。実はモーイは夜、皆が寝静まってから、勉強をしていた。また、モーイには許嫁がいて、そこの親が「こいつの妻にしたら私の娘は苦労する」と言って、縁談を断った。それをモーイは隠れて聞いていた。カキジャーを準備して、その人が帰るのを門で待ち伏せして、カタカシラに引っかけた。「こら、モーイ、どうして私のカタカシラに引っかけるのか」と言うと、「かけた縁が外せるか」とモーイは答え、又、元通りの鞘に収まった。後で調べると、床下には墨で書かれた紙が山のようにあった。後にモーイは三司官になった。
| レコード番号 | 47O416978 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C365 |
| 決定題名 | モーイ親方 勉強 嫁釣り(共通語) |
| 話者がつけた題名 | モーイ親方の話 |
| 話者名 | 宮里昌栄 |
| 話者名かな | みやざとしょうえい |
| 生年月日 | 19010310 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 那覇市首里 |
| 記録日 | 19780811 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 宜野湾T06B06 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 笑話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | お爺さんから聞いた。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 首里のスンガー,伊野波殿内のモーイ,勉強家,闘鶏,勉強,許嫁,縁談を断った,カキジャー,カタカシラ,三司官 |
| 梗概(こうがい) | 首里のスンガーの伊野波殿内のモーイは一見見るととぼけて普通の人ではないような格好をして、頭もボサボサであった。が、実は人に知れない勉強家であった。日中は闘鶏を持って遊んでいたので、周囲から「氏族の子なのに勉強もしないで遊んでばかりいる」と、馬鹿にされていた。実はモーイは夜、皆が寝静まってから、勉強をしていた。また、モーイには許嫁がいて、そこの親が「こいつの妻にしたら私の娘は苦労する」と言って、縁談を断った。それをモーイは隠れて聞いていた。カキジャーを準備して、その人が帰るのを門で待ち伏せして、カタカシラに引っかけた。「こら、モーイ、どうして私のカタカシラに引っかけるのか」と言うと、「かけた縁が外せるか」とモーイは答え、又、元通りの鞘に収まった。後で調べると、床下には墨で書かれた紙が山のようにあった。後にモーイは三司官になった。 |
| 全体の記録時間数 | 3:24 |
| 物語の時間数 | 3:12 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |