糸満に貧しい人がいた。その人が大和から商人として来た人と知り合い、期限を約束してお金を借りた。その約束の日に、商人が鹿児島から取りに来たが、お金はまだ準備してなかった。期限を延長して商人は帰って行った。二回目の期限に取りに来た時、またお金は準備してなく、鹿児島の人は怒り、その人を切ろうとする。糸満の人は「ちょっと待って下さい。昔の話に『意地引き』という言葉があります」と言って、逃れる。鹿児島の人は「次来るまでに準備しておかないと承知しないよ」と言って帰る。家に帰ってみると、自分の妻が他の男と男装していたのであった。糸満で聞いた言葉を思い出し、その言葉のお陰で助かった」と、又、糸満に行く。糸満の人が金を返そうとするが、鹿児島の人は「いや、私はあなから聞いた言葉のお陰で妻を殺さずに済んだのだから」と、受け取らない。糸満の人は、「じゃあ、このお金はあなたも受け取らないというので、洞窟の中に入れて、皆の守り神にしましょうね」と言って、洞窟に入れた。そこが現在の糸満の白銀堂である。そこは沖縄中の崇拝のまとになっていると聞いた。
| レコード番号 | 47O416975 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C364 |
| 決定題名 | 白銀堂由来(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 白銀堂由来 |
| 話者名 | 宮里昌栄 |
| 話者名かな | みやざとしょうえい |
| 生年月日 | 19010310 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 那覇市首里 |
| 記録日 | 19780811 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 宜野湾T06B03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 芝居で見た。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 糸満に貧しい人がいた。その人が大和から商人として来た人と知り合い、期限を約束してお金を借りた。その約束の日に、商人が鹿児島から取りに来たが、お金はまだ準備してなかった。期限を延長して商人は帰って行った。二回目の期限に取りに来た時、またお金は準備してなく、鹿児島の人は怒り、その人を切ろうとする。糸満の人は「ちょっと待って下さい。昔の話に『意地引き』という言葉があります」と言って、逃れる。鹿児島の人は「次来るまでに準備しておかないと承知しないよ」と言って帰る。家に帰ってみると、自分の妻が他の男と男装していたのであった。糸満で聞いた言葉を思い出し、その言葉のお陰で助かった」と、又、糸満に行く。糸満の人が金を返そうとするが、鹿児島の人は「いや、私はあなから聞いた言葉のお陰で妻を殺さずに済んだのだから」と、受け取らない。糸満の人は、「じゃあ、このお金はあなたも受け取らないというので、洞窟の中に入れて、皆の守り神にしましょうね」と言って、洞窟に入れた。そこが現在の糸満の白銀堂である。そこは沖縄中の崇拝のまとになっていると聞いた。 |
| 梗概(こうがい) | 糸満に貧しい人がいた。その人が大和から商人として来た人と知り合い、期限を約束してお金を借りた。その約束の日に、商人が鹿児島から取りに来たが、お金はまだ準備してなかった。期限を延長して商人は帰って行った。二回目の期限に取りに来た時、またお金は準備してなく、鹿児島の人は怒り、その人を切ろうとする。糸満の人は「ちょっと待って下さい。昔の話に『意地引き』という言葉があります」と言って、逃れる。鹿児島の人は「次来るまでに準備しておかないと承知しないよ」と言って帰る。家に帰ってみると、自分の妻が他の男と男装していたのであった。糸満で聞いた言葉を思い出し、その言葉のお陰で助かった」と、又、糸満に行く。糸満の人が金を返そうとするが、鹿児島の人は「いや、私はあなから聞いた言葉のお陰で妻を殺さずに済んだのだから」と、受け取らない。糸満の人は、「じゃあ、このお金はあなたも受け取らないというので、洞窟の中に入れて、皆の守り神にしましょうね」と言って、洞窟に入れた。そこが現在の糸満の白銀堂である。そこは沖縄中の崇拝のまとになっていると聞いた。 |
| 全体の記録時間数 | 4:26 |
| 物語の時間数 | 4:17 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |