読谷山赤犬子という人は神であったのだろう。昔、国々をまわったのは、人の心を試すためだったらしい。安谷屋の中城若松が4、5歳の時、その人がそこに行き、「あなたのお母さんは何処に行ったのか」と聞いたら、「ユンヌミを取りに行った」と答えた。昔は、松明を使っていた。それから「水を飲ませて下さい」と言うと、茶碗の端を欠いて飲ませた。読谷山赤犬子は「あなたは頭がよいから若松という名をあげよう」と、その人が名前をつけた。赤犬子は中城の新垣に行くと、そこに稲が積まれていた。そこは金持ちだった。そこで「御飯を食べさせてくれ」と頼むが、断られる。その赤犬子は人の心を調べる人だったので、「この稲むらは3日に、安谷屋の海がもらいなさい」と言った。すると、3日に風がふき、安谷屋の海に落ちた。それから新垣の部落は稲ムラができなくなった.
| レコード番号 | 47O416951 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C364 |
| 決定題名 | 赤犬子(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 玉城カメ |
| 話者名かな | たましろかめ |
| 生年月日 | 19070107 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 北中城村 |
| 記録日 | 19780811 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 宜野湾T06A01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 親から聞いた。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 読谷山赤犬子,神,安谷屋の中城若松,お母さん,ユンヌミ,松明,水,茶碗の端,中城の新垣,稲,金持ち |
| 梗概(こうがい) | 読谷山赤犬子という人は神であったのだろう。昔、国々をまわったのは、人の心を試すためだったらしい。安谷屋の中城若松が4、5歳の時、その人がそこに行き、「あなたのお母さんは何処に行ったのか」と聞いたら、「ユンヌミを取りに行った」と答えた。昔は、松明を使っていた。それから「水を飲ませて下さい」と言うと、茶碗の端を欠いて飲ませた。読谷山赤犬子は「あなたは頭がよいから若松という名をあげよう」と、その人が名前をつけた。赤犬子は中城の新垣に行くと、そこに稲が積まれていた。そこは金持ちだった。そこで「御飯を食べさせてくれ」と頼むが、断られる。その赤犬子は人の心を調べる人だったので、「この稲むらは3日に、安谷屋の海がもらいなさい」と言った。すると、3日に風がふき、安谷屋の海に落ちた。それから新垣の部落は稲ムラができなくなった. |
| 全体の記録時間数 | 2:23 |
| 物語の時間数 | 2:00 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |