亀に助けられた男(共通語混)

概要

山原金武の安次富という家の婦人は亀の肉を買わない。おいしいからと勧めても家の家系な亀を食べるものではないという。それは、昔、家の先祖が務めで唐族に出た。途中、船がこわれたが、その時、亀が船の側に寄ってきた。こんなにきれいな石があるのかとその石に座った。すると亀はそのまま陸に向かっていき、その人は助かった。亀を放すとき、うしざきを甲羅に立てて、海に放した。その後、糸満で亀を取ったと言うので、見に行くと、甲羅にうしざしが貫かれている。思義として、その亀を買い取り、海に返した。だから、家族で亀を食べる者があったら、兄弟とは思うなと遺言があった。これは何代も前の事ではあるが、今でもその家の者が亀の肉を食べると身体がふくれるといい、亀の肉を食べない。

再生時間:4:50

民話詳細DATA

レコード番号 47O416943
CD番号 47O41C363
決定題名 亀に助けられた男(共通語混)
話者がつけた題名 亀を食べないわけ
話者名 玉那覇ミツ
話者名かな たまなはみつ
生年月日 75歳
性別
出身地 宜野湾市宜野湾
記録日 19780624
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 宜野湾T05B09
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情 ミツさんが移民先の南洋で、その安次富の子孫であるという家の婦人から聞いた。
文字化資料
キーワード 山原金武の安次富,亀の肉,唐族,糸満,海に返した
梗概(こうがい) 山原金武の安次富という家の婦人は亀の肉を買わない。おいしいからと勧めても家の家系な亀を食べるものではないという。それは、昔、家の先祖が務めで唐族に出た。途中、船がこわれたが、その時、亀が船の側に寄ってきた。こんなにきれいな石があるのかとその石に座った。すると亀はそのまま陸に向かっていき、その人は助かった。亀を放すとき、うしざきを甲羅に立てて、海に放した。その後、糸満で亀を取ったと言うので、見に行くと、甲羅にうしざしが貫かれている。思義として、その亀を買い取り、海に返した。だから、家族で亀を食べる者があったら、兄弟とは思うなと遺言があった。これは何代も前の事ではあるが、今でもその家の者が亀の肉を食べると身体がふくれるといい、亀の肉を食べない。
全体の記録時間数 4:58
物語の時間数 4:50
言語識別 混在
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP