• 地域沖縄諸島
• 島名伊江島
• 位置伊江村
• 地層名伊江層、琉球層群（琉球石灰岩）
• 時代中生代ジュラ紀
  新生代第四紀更新世
• 解説伊江島の北側、琉球石灰岩の海食崖下部に位置する湧出（ワジー）。琉球石灰岩の下部には、チャートの円レキを多数含む基底レキ岩や、島の基盤岩のチャートや緑色岩類が分布します。伊江島では、チャートはここ湧出と、島のシンボル、タッチューに分布します。これらのチャートを基盤として、その上位に琉球石灰岩が分布し、島の表面の大部分を覆っています。琉球石灰岩の中を浸透してきた地下水は、ここ湧出のチャートなどの基盤岩で受け止められ、湧水となります。湧出は、島の貴重な水源として古くから利用されてきました。島の生い立ちや自然を学ぶことができる貴重な露頭です。

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  赤色チャート

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  緑色岩類