岩は大きな石のこと。石と岩は大きさが違うだけで同じものといえます。これらをまとめて「岩石」と呼んでいます。
「火成岩(かせいがん)」は、マグマが冷えてできた岩石です。地面の下にある熱くてドロドロにとけたマグマが火山からふき出した後、地表でかたまったり、ふき出す前に地下でゆっくりとかたまったりすることでできます。
「堆積岩(たいせきがん)」は何百万年、何千万年、何億年という長い年月をかけて、海や湖の底あるいは地表に泥や砂、生物の遺骸(いがい)、小石などの粒が積もり、上からの重みでかたまってできた岩石のことです。
「変成岩(へんせいがん)」は、火成岩や堆積岩が、地下のマグマの熱や地面の中ではたらく圧力などによって、その姿や性質が変わってしまった岩石のことです。
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