1. 美術工芸部門展示室・歴史部門展示室

美術工芸部門展示室・歴史部門展示室

歴代宝案訳注本刊行完結記念展示
よみがえる王国の記録『歴代宝案』-ゆきかうヒト・モノ-

2022年11月15日(火)~2023年2月12日(日)

平成元年(1989)に沖縄県の事業として始まった歴代宝案編集事業は、令和4年(2022)3月に一つの節目を迎えました。かつて失われた琉球国の外交文書集『歴代宝案』の復元が、事業開始から33年の歳月をへて、写本・影印本を校合させ内容を復元した校訂本とそれを読み下した訳注本の合計30冊の刊行が完結したからです。
『歴代宝案』は、三山統一が進んだ1420年代から琉球処分によって王国が解体される直前の1860年代まで、主に明清王朝(中国)や朝鮮、東南アジア諸国との間でやりとりされた外交文書を控えとして記録し集成したものです。『歴代宝案』は、琉球王国がおこなった15~16世紀の中継貿易や17~19世紀の中琉日貿易の詳細、さらに他国・地域との外交や交流の具体的な様相が書かれる琉球を代表する資料です。しかし、王国の“宝”とされた『歴代宝案』の原本2部は、近代沖縄の歩みのなかで一つは明治政府による接収と焼失、一つは沖縄戦によってそれぞれ失われてしまいました。
本展では、琉球王国がおこなった豊かな外交・交易・交流の歴史を伝える『歴代宝案』の記事とそれに関連する文物を展示します。また、失われた『歴代宝案』がどのような活動を通じて復元されたのかも示し、33年の歳月をかけてよみがえった『歴代宝案』の世界を紹介します。

チラシ(クリックすると拡大します)
 

主催:沖縄県教育庁文化財課(史料編集班)共催:沖縄県立博物館・美術館

展示構成

第一章 王国の“宝”『歴代宝案』とは何か?
第二章 『歴代宝案』に記録されたヒト・モノ-琉球の外交・交流
第三章 よみがえる『歴代宝案』

関連催事

(1)ミニパネル展示
   ・期間 令和4年11月22日(火)~12月11日(日)
   ・場所 沖縄県立博物館・美術館エントランスホール

(2)シンポジウム
   ・表題 琉球王国の外交文書-よみがえる『歴代宝案』-
   ・日時 令和4年12月3日(土)14:00~17:00
   ・場所 沖縄県立博物館・美術館 3階講堂(入場無料)
    ※事前予約制
     問合先:沖縄県教育庁文化財課史料編集班
            TEL:098-888-3939 FAX:098-888-3944

(3)展示解説会
   ①2022年12月25日(日)14:00~15:00
   ②2023年1月22日(日)14:00~15:00
   ※各回定員15名、当日受付、13:30より総合受付前にて受付開始

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