美術工芸部門展示

 

世界に広がる三線の魅力

2022/8/30(火)~11/6(日)

三線は、14~15世紀に中国から伝来した三絃から生まれ、琉球独自の楽器として定着しました。
琉球王国時代には宮廷音楽や組踊を支え、現代では民謡からポップスまで常に人々と身近にあり、深い関係の中で愛されて、沖縄の文化を育んできた楽器です。

音色を楽しむことはもちろんですが、その三線の逸話や辿った歴史、また棹の曲線美など、三線の魅力は単なる楽器の域を越えて広がります。
今回の展示では、名器として名高い三線を一同に展示します。さらに、三線を描いた絵画、踊衣裳、工工四(くんくんしー:三線の楽譜)などから琉球・ 沖縄で育まれた独自の三線文化を紹介します。

展示協力:沖縄県三線製作事業協同組合

展示資料

三線

  1. 直富主の真壁型 附胴 胴銘「道乙酉 渡慶次作」
  2. 真壁型 銘 西平(沖縄県指定文化財)
  3. 拝領南風原型(個人蔵、沖縄県立博物館・美術館寄託、沖縄県指定文化財)
  4. 南風原型(個人蔵、沖縄県立博物館・美術館寄託、沖縄県指定文化財)
  5. 久葉の骨型(個人蔵、沖縄県立博物館・美術館寄託、沖縄県指定文化財)
  6. 真壁型 銘 安室(個人蔵、沖縄県立博物館・美術館寄託、沖縄県指定文化財)
  7. 屋良部崎開鐘
  8. 健堅与那
  9. 知念大工型と三線箱(新里勝美愛用)
  10. 与那城型(仲宗根盛松愛用)
  11. 蛇皮線(模造復元品)
  12. 富盛開鐘(模造復元品)
  13. 富盛開鐘の製作工程見本
  14. 三線の胴と製作道具一式(沖縄県三線製作事業協同組合所蔵)

絵画

  1. 「楽童子白馬騎乗図」
  2. 「婚礼酒宴之図」
  3. 兼城昌興「三線を弾く琉球美人」
  4. 「三味線の説(三線の図)」

書跡

  1. 湛水親方の書
  2. 知念積高工工四
  3. 野村工工四

染織

  1. 木綿白地流水蛇籠に桜葵菖蒲小鳥模様衣裳
  2. 絹染分地松梅桜鶴雁模様踊衣裳

映像

  1. 三線模造復元製作の様子

最古の胴を持つ「三線 直富主の真壁型 附胴 胴銘「道乙酉 渡慶次作」」公開

最古の胴を持つ「三線 直富主の真壁型 附胴 胴銘「道乙酉 渡慶次作」」公開

今年、島岡稔さんから寄贈された三線。
「道乙酉 渡慶次作」の銘書から、道光 5年(1825)に制作された胴であると考えられています。
三線の胴としては最古の銘書です。

シェアしてみゅー

TOP